富山で人気の居酒屋「吟魚」の支店「吟ちろり」に行って来ました。最初本店の「吟魚」に予約の電話をしたんですが、空いてないということでこちらを紹介されました。
予約時に「一応カウンター席でお取りしますが、当日の人の入り具合によっては立ち飲み席になる可能性もあります」と言われていました。で、いざ訪問するとやはり立ち飲み席に案内されました。ソロだけにそういう扱いになりますか…。
ちょっとガッカリしたけど一応軽く腰を掛けれるバーみたいなものもあるし、何より「立ち飲み席は650円以上の日本酒が全部650円になります」て言われて、「むしろこっちで良かったじゃん!」てなりました。
電気ブランハイボール
電気ブランが置いてあるのは珍しいので、オーダーしてみました。味はまぁ…。電気ブランのソーダ割ですしね。420円なのは良コスパです。
刺身盛り一人前
予約時にほぼ強制的にオーダーを取られました。一応「予約時に皆さんに必ずお願いしてるんで、よろしいですか?」とは言われたけど。必ず頼まねばならないのに「よろしいですか?」と聞く意味とは。矛盾を感じましたが別にお刺身嫌いじゃないので(むしろ好き)、そのまま応じました。
実際食べてみると、とても美味しかったです。「これで750円なら2人前で頼んでも良かったかも」と思うくらいの美味しさ。さすが魚介の宝庫・富山湾。
地だこのすり身揚げ
お店の名物らしいです。熱々なので口内火傷に注意!でも美味しい!これが2個で380円なのはコスパ高いです。お代わりを真剣に検討するくらい美味しかったです。
「羽根屋」飲み比べ
名前を知っていたし飲んだことのある銘柄だったので、飲み比べてみました。
羽根屋 純米吟醸 煌火
ちょっと日本酒っぽさがあって苦手な系統。あれ?羽根屋ってこんなんだったっけ?
羽根屋 純米大吟醸 翼
煌火よりまぁマシな程度。何かハズしたっぽい。過去の記憶と今飲んでる味が合いません…。
白子と生海苔ユッケ
白子のシーズン到来!てメニューで推されてたのでオーダーしました。もともと白子好きですし。
タレに浸した白子の上に海苔と卵が乗っていて、混ぜて食べるそうです。
まぜまぜ
店員さんに「よく混ぜてお食べください」と言われたので、白子を割かないように注意しながら混ぜました。
味は、超絶的な美味しさ!店員さんが「普通の白子ポン酢よりこっちの方が人気がありますね」って言ってたの分かる気がする。1,280円はアテとしては高めだけど、この値段でも納得の味でした。
カニクリームコロッケ
メニュー上は2個で680円だったけど、一個でもオーダー可能でした。340円。予想以上に大きかったので、一個でオーダーしておいて良かったです(好きなので2個で行こうか迷ってました)。
味はトロトロクリーミーなホワイトソースの中に蟹の風味をしっかり感じます。美味!うーん…。やはり2個行っておけば良かったかも。
「石鎚」と「愛宕の松」
石槌 純米吟醸 雄町50
イマイチ。美味しくない。ていうか悪酔いしそう。だめだこれは。
愛宕の松 清酒
オーダー前にランクを聞かずに失敗しました。運ばれてきた瓶のラベルを見て「もはやここまで」と撤退を決めました。650円で清酒規格とは…。こちらも確実に悪酔いしそうなくらい不味かったです。愛宕の松なのに。
吟魚の100円のアレ
あら煮でした。これは美味。日本酒の悪寒をだいぶ誤魔化してくれました。
おわりに
フードはめちゃくちゃ美味しいのに置いてある日本酒がことごとく好みに合わないという、とても残念な結果に終わりました。メニューにはまだ他の銘柄の日本酒もありましたが、以前飲んでダメだったものばかりだったので(例えば島根のお酒とか)これ以上は頼みませんでした。感想としては「飲めそうな日本酒は飲んでみたけど、それでも合わなかった」て感じです。
ただ、ここのお店のフードの美味しさは捨て難いので、次回以降の訪問ではドリンクはビールか酎ハイ、サワー系にして、美味しいアテを楽しみたいと思います。そして例の銘酒居酒屋へ…。自分にとっては0次会向きのお店かもしれません。