米の娘ぶた定食(とんかつ かつ吉 外旭川店)

行こうと思った田舎蕎麦のお店に振られ(田舎蕎麦売り切れ)、次の候補店にも振られ(臨時休業?)てランチ難民ぽくなってきたところ、こちらのお店が土日祝のみ通し営業している事に気づき、伺いました。食べログの評価も3.54。期待大です。

お店は秋田駅から3,425m北北北西くらいの方向にあります。最寄駅は奥羽線・泉外旭川駅ぽいです。自分は車で行きましたが、お店前の駐車場は4台しかなく、入れ替わりで入れました(今調べたら第2駐車場もあるようです)。

店内はカウンター席・テーブル席・小上がりがありました。自分は一人だったのでカウンター席に通されました。

 

米の娘ぶた定食(250g)

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オーダーは「米の娘ぶた定食」にしました。オーダー後に調べてみたら、米の娘ぶたは『山形県金山町で育成されている豚で、2009年に初出荷・ブランド登録、2010年に食肉産業展銘柄ポーク好感度コンテストで「最優秀賞」、2013年に食肉産業展銘柄ポーク好感度コンテストグランドチャンピオン大会で「グランドチャンピオン(過去10年に「最優秀賞」を受賞した豚の中からさらにチャンピオン豚を決めたもの)」を受賞している』そうです。全国一位に輝いた豚なんですね。…秋田の豚じゃないけれど。

トンカツのサイズは160g/1980円、200g/2200円、250g/2420円から選べました。朝から何も食べてない&お店に振られ続けたせいか余計にお腹が減っている気がして、つい250gを選択してしまいました。

なお定食ではなく単品でも選べて、単品の場合、定食から220円引になります。

 

米の娘ぶたのトンカツ

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厚みはそれなりですが、肉汁がヤバいです。脂感はそんなに感じず、ただただ肉の旨みを感じられる美味しいトンカツでした。また、きちんと筋切りがされているのか、サクサク噛み切れる食感も良かったです。

 

卓上調味料

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いろいろ置いてありましたが、こういう肉の旨味がストレートに出てくるトンカツには、やはり塩が合います。大半は塩(上の写真だと一番左にある白い器。食卓塩ではない方)で食べました。

ソースは辛口はウスター系のさっぱりした味で、甘口がちょっとドロッとした重厚なタイプ。辛口・甘口と表現されていますが味的に辛さや辛さが際立っているというわけではなく、ソースの種類をそう表現している感じでした。自分的には甘口の方が好きでした。

 

溢れる肉汁

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食べている途中、横に置いていた一切れからさらに肉汁が溢れてきているのに気付きました。とんでもない肉汁の量です。余熱で火が通っていく過程の中で、肉汁もより溢れてくるのかもしれません。

 

おわりに

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とても美味しいトンカツに巡り会えました。大満足です。素材も良いんでしょうが、あれだけ肉汁を溢れさせる揚げ技術もすごいです。

残念なのは秋田のブランド豚を扱ってないこと。せっかくなので秋田の豚もあの揚げ技術で食べてみたいですね。店主が色々吟味した上で「トンカツには『米の娘ぶた』が一番」と思って使っているのでしょうけれども。

ただ、本当に美味しかったので、また秋田市に来る機会があったらぜひ食べに来たいお店です。