先ほどの「笑門」を紹介してくれた友人から連絡が入ったので、河岸を変えて「出世」で飲むことになりました。友人の終電までの１時間一本勝負です（自分はホテル泊）。
「天賦 純米吟醸」と「来福 純米吟醸 生原酒 愛山」
先ほど飲んでいた「笑門」で店長から教えてもらったお酒「天賦」が、出世の日本酒冷蔵庫にありました（笑門はこれから届くって言ってました）。「富乃宝山」などの「宝山シリーズ」焼酎で有名な西酒造が醸した日本酒です。
このお酒は、西酒造の社長が大学時代の後輩である十四代の高木杜氏（社長）に「焼酎だけでは今後ジリ貧になりそうなので、これからは日本酒も造ってみたい」と相談したところ、高木杜氏が「うちで使ってる設備と全く同じものを用意して。設備会社は紹介するから。お金はあるでしょ？」「酒米は東洋美人から取り寄せるよ」と手を貸し（というより仕切り）、日本酒の醸し方も教えて出来上がったものです。それゆえ十四代の影響がかなり色濃く反映された味に仕上がっています。まぁ普通に美味しいですね。
「来福 純米吟醸 愛山」は茨城県の筑西市にある来福酒造のお酒です。「花酵母」というナデシコやツルバラ、ベゴニアなどの花から分離した清酒酵母と酒米と掛け合わせて醸しているという特徴があります。味的には甘め。ただし愛山にしては濃厚さは薄く、爽やかでキレの良い味わいでした。
芋カリカリ
出世定番のおつまみです。通常のサイズだと時間的に食べきれないと思ったので、ハーフサイズでお願いしました。これひとつあるとなかなか他のメニューが食べられないくらいの破壊力があります。お腹はそこそこだけど口寂しい時にベストな無限おつまみ。
おわりに
１時間ですが友人と楽しい時間を過ごせました。珍しいお酒（天賦）も飲めたし、大満足です。この後BARにも行こうと思っていたんですが、いったん荷物を置きにホテルに戻ったら、次に意識が戻ってきたのは朝でした。
