お盆真っ只中に、Snow Peak 本社にあるキャンプ場に行ってきました。昨年から行き始めて通算3回目のHeadquartersキャンプです。
スノーピーク宿泊記2019
意外と使える地元のスーパー
Snow Peak Headquarters キャンプ場に行く途中、スーパーマルイ大崎店に立ち寄りました。Headquartersからは12km、車で20分くらいの距離です。多分キャンプ場の途中にある最後から二番目のスーパーです。
スーパーマルイは中越地方を中心に展開してる地元スーパーで、中越に住んでいた頃、何回か利用したことがあります。普段使いのスーパーで特に変わったものは置いてなかったイメージだったんですが、こちらの店舗は普段見ないような調味料がたくさん置いてあったり、肉や魚などの商品も他の地元スーパーとは全然違う感じだったりして、かなり購買意欲をそそられました。
あと成城石井ブランドの品物もそこそこ置いてありました。成城石井、お高めなんですが見ると欲しくなる商品が多いんですよね…。帰りに寄って自宅用にいろいろ買って帰ろうかと本気で考えました。
Headquartersに行くならここでBBQ用の食品を購入してくのも良いかもしれません。
予断を許さない曇天
13:00ジャストに受付して無事希望通りの住箱にチェックイン出来たのですが、天候はイマイチ…。降水確率40-70%(予報サイトによって違う)なので、いつ降り出すか分かりません。雲行きも怪しいです。
夜に向けて天気が悪くなってくっぽいので、対策をすることにしました(後述)。
TREEのハンバーガー
イベントで三条市にある「TREE」というお店がストアの中庭に屋台を出していました。
行ったことないお店ですが、Snow Peakとはキャンプ(コンセプト)つながりっぽいです。
いろいろ設営してからBBQとなるとそれなりに時間がかかるので、妻の強い要望により軽めのお昼ご飯としてハンバーガーを食べることにしました。
テイクアウトなのでパンズが潰れてしまっていて見た目はアレですが、味はかなり美味しかったです。一個を二人で分けましたが、こんなに美味しいのならひとり一個ずつでも良かったかも。
新潟県にはあまりハンバーガー専門店がないので、機会を見つけて行ってみたいと思います。
コールマンのパーティーシェード300を投入
これから天気が悪くなってくっぽいので、雨対策にシェードを立てることにしました。実はこのシェードは昨年購入しているのですが、昨年のHeadquartersは2日間とも快晴かつソロだったため、使う機会が無かったんですよね…。今回は2人いるので組み立ても撤収も労力が1/2になるんじゃないかと期待しての実戦投入です。ちなみに収納状態の重量は15.5kg。結構重たいです。持ち上げる時に腰をやらないように注意が必要です。
組み立てに際しては事前にYou Tubeで動画を見ておくとスムーズに行くと思います。自分も先に見ておいたおかげで説明書を見なくても組み立てられました。
シェードの組み立て方法
簡単そうに見えますが、本当に簡単です。そしてパーツのひとつひとつは思ったより重くない。
組み立て開始
中央のクロスフレーム(ルーフフレーム)と4辺のサイドフレームを組み立てます。伸びる紐みたいので繋がっているので迷うことなく組み立てられます。あとフレーム自体に凹みがあって凹み同士を合わさないとはまらないようになっているので、間違えようがありません。
クロスフレームとサイドフレームを接続。差し込むだけです。
骨組み完成
脚のフレームが4つあるので、サイドフレーム同士を連結させる感じで差し込みます。脚のフレームは畳まれている部分を伸ばすだけで難しい組み立てはありません。ただ、指を挟まないように注意。ここまでほぼ一人で作業して15分くらいでした。
貧弱なペグ…。
脚に固定のためのペグを打ち込むのですが、あまりにも貧弱ですぐ曲がりそうです。ちなみに長い方が足を直接固定するペグ、短くてL字になっている方がガイドロープを固定するペグです。
なお足を固定するペグはエンドが丸くなっているので打ち込んだ後テコの原理で抜くことが出来ません。なんて使いづらい仕様…。ペグだけ買い換えた方が良さそうです。
シェード完成!
脚を固定したらシートをかけ、最後に脚を伸ばして完成です。脚を伸ばした後シートをかけるのは高さ的に無理があるので(脚を伸ばした中央部の高さは225cmあります)、先にシートをかけた方が無難です。
ベンチレーションとランタンフック
シェードの中央にはベンチレーションがあります。そこそこ強い風も吹きましたが、ここから風が抜けたおかげでシェードが不安定になることはありませんでした。メンドくさかったのでガイドロープは張っていません(もうちょっと風が強くなったら張ろうと思っていました)。
天気予報通り夕方から夜間早めの時間にかけて断続的に雨が降りましたが、小雨くらいなら全然問題ありませんでした。地面に雨粒が跳ねるのが見えるくらい強く降った際にはたまにベンチレーションからポタポタと雨漏りがありましたが、シェードの中で過ごせないような状況にはなりませんでした。
雨避けが何も無いままBBQをやるといざ降った時に大変なんですが、このシェードのおかげで何の問題もなく過ごせました。ゲリラ豪雨クラスになるとどうなるか分かりませんが、小雨〜本降り(短時間)くらいなら余裕で対応できそうです。
あと、ルーフフレーム中央にはランタンフックも付いていて非常に便利でした。一応Snow Peak ストアでパイルドライバーをレンタルしたんですが、夜はほぼこちらのランタンフックを使用してました。
去年夏、Amazonで13,515円で購入しました(2019年8月)。
本来の目的はサンシェードなんですが、背が高いので横からの日射しは防ぎにくいんじゃないかと思います。別売りでサイドウォールも出てますし…。
これ、4面に張ったら簡易テントになったりするのかな?
ちなみに遮光性の高いバージョンも出ていますが、元バージョンより13,000円くらい高いです。先述した理由で横からの遮光はあまり期待できないと思うので、どこまで暑さ対策になるか分かりませんが…。
テーブルはロースタイルで
次にロールテーブルを組み立てます。今回は椅子がロースタイルなので、テーブルも脚を半分にして低めにセットしました。
雷が鳴り始めました
遠くの方でゴロゴロ音がしています。雨、来るのかな?
薪を買いに
今回の焚き火用にAmazonで薪を5kg 買っておきました。輸送箱がかなり大きかったので期待していたのですが、開けてみたら緩衝材(空気のヤツ)が大量に入っていました。薪に緩衝材って、アホですか?
このサイズでは一時間保つか保たないかなので、半ば呆れ(相手に)半ば怒りながら(自分の見込みの甘さに)、ストアに薪を買いに戻りました。雷が鳴っているのでいつ降り出しても良いように、屋根のある本社横の通路を使います。
本社横の通路
屋根が高いので激しく降られたら降り込まれそうですが、ないよりマシってことで。それより階段が結構あって、重い物持って運ぶには段差がキツそうです。
中間地点(いちばん底)です。
ストアに到着しました。右手は中庭で、張ってあるテントはサンプルです。真ん中奥の白いテントが「TREE」の出店です。
ワンアクションテーブル竹(展示品)
ちょっと前まで購入を考えていた「ワンアクションテーブル竹」が展示されていました。お値段25,000円(税別)!
気になる点
写真を見ると分かると思うのですが、使い込んでいくとダメージを受けるんですね。新品でキレイな状態の時は素敵!と思えるのですが、この状態になって直せないとなると(直せても天板交換だと結構値段がかかりそう)、25,000円は高いです。あと結構重いので別荘持ち込みの時にもツラそうなのと、積載時にもかさばりそうなので購入は見送りました。
薪を購入
お目当ての薪はストアに大量に積んでありました。しかも一束700円(税別)と安い!Amazonで薪を買うのがバカらしくなりました。次回は絶対ここで買う。
take!チェア ロングを購入しました
ワンアクションテーブル竹は購入を見送ったのですが、こちらのチェアは入荷待ちまでして購入しました。「めちゃくちゃ寛げる」と各所のレビューで絶賛されているキャンプチェアです。
気になる点
上記の参照サイトでも言及されていますが、「収納状態でも長すぎる」ということが最大の欠点です。畳んでも長辺が1,280mmあるので、車載する場合には工夫が必要になります。
それ以外にはシート生地も外して洗えるし(←これ重要)、軽いし組み立ても簡単だし、言うことはありません。
設営完了!
シェード、椅子、テーブル、BBQコンロ、水、焚き火台、薪、Bluetoothスピーカーをセットし終えました。寛ぎタイムスタートです。
BBQ開始
もはや遅すぎる昼ごはんなのか早すぎる晩ごはんなのか分からないけどBBQスタートです。肉は地元の精肉店で購入したんですが、砂肝はスーパーで買いました。
砂肝(調理済)
調理&味付け済なのでBBQコンロで温めですぐ食べられます。最初、自分で砂肝を購入して調理しようと思っていたんですが、量も値段もほぼ同じだったら調理済の方が断然便利。
牛タン
200gで購入。2人で食べるにはちょうどよい量でした。200gで1116円て、牛タンって結構高いんですね…。
中落ち赤身カルビ
こちらも200gで購入(誤差あり)。結構お腹にたまりました。
ミックスホルモンとレバー
ミックスホルモンは100gで。味を変えようと思ったんですが、これは次回はいらないかな。左はオマケの生レバー。
生レバー
生レバーは店頭では売っていませんでしたがオマケで付けてくれました。どうやらそういうシステムのお店らしいです。新鮮で全然臭みのないレバーでした。
焚き火の夜
日が沈むとほぼ真っ暗になるので、焚き火タイムスタートです。焚き火台とベースプレートはレンタル(2,300円・税別)しました。
最初は炭起こし器に薪を突っ込んで、着火剤を使って薪に火を付けます。炭と違うのでどうかな?と思ったんですが、無事盛大に燃え出しました。去年は炭を熾す→薪を投入という2段階を踏んでいたんですが、いきなり薪(広葉樹)でも十分火が付くことが判明したので、今後はこのスタイルで行きたいと思います。
炭起こし器で火が付いたら後はキャンプファイヤー方式で。適当に薪を投入していれば、どんどん勝手に燃えていきます。Amazonで購入した薪とSnow Peakストアで購入した薪の2束で4時間くらい楽しめました。
おわりに
今回は天候が心配だったのでシェードを使ってみましたが、大正解でした。途中何度か降られましたが(しかも結構激しいのもあった)全然無問題です。中央部が十分に高いのでシェードの下でBBQも出来ますが、さすがに焚き火は危険だと思ったのでシェード外で行いました。夕方以降は雨も降らずに焚き火も堪能できました。
翌朝も晴れたり曇ったりを繰り返していましたが、シェードの支柱は乾いていたものの、シートは流石に乾ききりませんでした。シートのみゴミ袋に突っ込んで車に積載し、帰ってから庭に干しました。支柱も重石がわりに一緒に干します(錆防止のため)。
なおシートは一辺が3mあるので、干すにも広さが必要です。帰宅後雨が降っていたら浴室乾燥でどうにかしようと思っていたのですが、大き過ぎるので一筋縄ではいかなかったかもしれません。干すスペースを確保できれば文句なしに使い勝手の良いシェードだと思います。次回以降も天候が心配な時には車に積んでいきたいと思いました。