お昼過ぎに蔵王温泉スキー場まで行ってはみたものの、天気が悪かったので滑ることは断念してお昼ご飯を食べに山形県東根市にある田舎蕎麦のお店「伊勢そば」に行ってきました。蔵王からは小一時間かかります。「伊勢そば」は、極太の田舎蕎麦とカッチカチのかき揚げが堪能できるお店です。
もり天（もり蕎麦＋かき揚げ）
セットメニューです。この組み合わせでオーダーする人は多そうです。沢庵の漬け物は苦手なのでスルーしました。このお店ではかき揚げ以外の天ぷらは見たことないかも。
蕎麦とつゆ
蕎麦はザルではなく丼に入ってきます。水はよく切られているので丼の底にたまっていることもなく、気になりません。蕎麦つゆも量は十分にあります。
とにかく極太の蕎麦
まるで饂飩のようの太さです。そして麺はやたらエッジが立っていて極太な上に固い…。自分はこの「固めの田舎蕎麦」が好物なんですが、「噛み疲れるから嫌」という人もいるようです（特に女性）。
ちょっと甘い蕎麦つゆ
蕎麦つゆも小さなお椀にたっぷり入ってきます。ネギは辛くないので風味を邪魔せず、シャキシャキしていて良いアクセントになっています。蕎麦つゆが昔より甘くなっている気がしました。自分にはもうちょっと辛めが良かったかな。蕎麦つゆにも合わないし。
かき揚げ
激堅のかき揚げです。食べるとまさに「バリバリ」と音がします。ゴワゴワでバリバリなんだけど癖になるような食感で、ついオーダーしてしまいます。味自体は普通。食べていると油で口周りがべとつきます。無理してまで食べるほどの逸品ではないですが（蕎麦だけで結構お腹いっぱいになるし）、人に紹介する場合には「一度は体験してみてほしい」とは思っています。
おわりに
本当に不定休なお店なので、何回か店前まで行って振られています。一応Facebookに営業案内が出ることもあるのですが（出ない時もある）、出発前にTELするのがいちばん確実だと思います。
お店の前の駐車場は広いですが、人気店なのでお昼時は満車になることもあるようです。自分が行った時はお昼時は外れてはいましたが、休日だったためか駐車場は７割くらい埋まっていました。
山形は美味しい蕎麦屋さんが多いのでいろいろ回っているとなかなか同じ店が選択肢に上がる機会はないのですが、こちらの田舎蕎麦の太さ・固さは随一なので印象が薄れるということがありません。思い出してはまた食べたくなるお店なので、今後も不定期的に伺いたいと思います。
