引き算の美学と言いながらも旨みが爆発している塩ラーメン(らーめん 健心)

11:30に東根市にある「孤峰」で山形田舎蕎麦を食べた後、温泉&サウナできっちり消耗して、14:00に山形市中野目にある「らーめん 健心」に行きました。こちらのお店も非業に倒れ今回一緒に来られなかった友人に紹介したかったお店です。ただし自分もまだ行ったことのないお店ですが。

時間的におやつ?と思ったんですが、よく考えたら朝ご飯を食べてないので、「孤峰」は遅い朝ごはん、こちらは正統な昼ご飯ということにします。さぁ食べよう。

 

鶏塩らーめん・味玉トッピング

オーダーは「鶏塩らーめん」にしました。実はこちらのお店は開業直後にブックマークだけして放置していたお店だったんですが、今回山形入りして最初にランチに行った「熱烈中華 ○武」に置いてあった「2023 山形ラーメンマップ 〜魂心の82杯〜」のいちばん左上にこちらのお店が載っていて、めちゃくちゃ美味しそうな「鶏しおらーめん」の写真が掲載されていたんです。しかもキャッチコピー的な文言が「シンプルイズベスト。極限まで研ぎ澄ました引き算の美学」とか書いてあるわけですよ。塩ラーメン好きとしてはこれは行かねば!と奮い立ちました。

正直、こちらのお店は最終日のお昼ご飯に提案するかどうかというラインのお店(友人から時間がないから帰るね、と言われたら「お疲れ〜」と中止して自分も別のお店に行く予定でした)だったんですが、例のマップを見てしまったら、非業の友人のためにも是非味を見ておかねばと考え直した次第です。

前置きが長くなりました。まず見た目。ここまで澄み切ったスープはなかなか見ないです。これ麺とか具材とか取り除いたら完全に丼の底が見えるタイプですね。いやはやビジュアルだけで期待感が爆上がりです。

肝心の味なんですが、ここまで透明な割に結構コクと旨みがあります。もちろんスープの透明感に負けない透き通ったクリアさも。何だろう、透明感のあるスープの中に旨味が凝縮・爆発しているような感じです。結構唯一無二の味かも。

 

麺と具材

麺は中細麺ですがコシがあって美味。自家製麺です。小麦感もしっかりしていて食べ応えもバッチリです。

具材はレアチャーシュー2枚にメンマ、三つ葉。味玉はトッピングです。チャーシューは柔らかくて風味も良く好みのタイプでした。メンマは薄切りですが太めで食感も良く美味。味玉はトロトロで言う事なしです。

 

おわりに

塩ラーメンに関しては新潟県の方が美味しいと思っていたんですが、こちらのお店の塩ラーメンは新潟県内のものと比べてもかなり美味しい塩ラーメンでした。正直新潟で太刀打ちできそうなお店は1、2店舗くらいかも。そして、長らく山形県で塩ラーメンを食べに行くならここのお店、と決めていたお店があったんですが、完全に超えてました。美味しさが。今後山形で塩ラーメンを食べるならこちらのお店が筆頭候補店になります(2023年現在)。山形市中心部からかなり離れていますが、通う価値はあるお店だと思いました。

塩ラーメンでこれだけ美味しいのだから、醤油や味噌も気になります。次に山形に来るのは寒くなってからだと思うので、別のメニューも食べてみたいと思います(多分味噌)。