初めて見る警告灯
車に乗り込んでキーを捻ったんですがセルが回りません（エンジンがかからない）。インフォメーションには「4maticが使えません」という警告が表示されています。10万km以上走っていますが初めて見る警告です。そして動かないクルマ…。
もう一回試しても警告表示以外うんともすんとも言わないので、とりあえずキーを抜いてしばらく途方に暮れます。これから大事な用があるのに困った…。
少し時間を空けてからダメ元でもう一回キーを入れて回してみると、何事もなかったかのようにエンジンがかかりました。警告表示もナシ。半信半疑ながら途中で止まらないことを祈りつつ目的地に向かいます。
用事を終えた後、ディーラーに駆け込みました。明後日遠出する予定なのでまた突然おかしくなられちゃ困る。症状が再現されないのでコンピューターでチェックしてもらいましたが、エラー履歴はあるものの故障箇所は特定できず。サービスマンも「あまり見ない警告ですね。自分もこの仕事を長くしてますが、今まで一回しか見たことない症例です」とのこと。
症状としては「エンジン始動時の通信障害」で、考えられる原因としては車をモニタリングしているセンサーの緩みや故障。センサーを差し直すか新しいのに交換すれば良いんですが、もしそのセンサーが目に見えない場所、例えばデフの中に組み込まれているものだったりとすると、かなり厄介な修理になるそうです（そして高そう…）。そういえば今年、デフから異音がしたんで「とりあえず」デフオイルを交換したな…。
症状が再現していないこと、もし本当にどこか壊れているなら警告が表示されっぱなしになっているはずなので一過性のエラーと考えられることなどから、とりあえず様子見をすることになりました。
なおサービスマンの方曰く「GLAは普段は前輪駆動で走っているので、4maticが使えなくても走れなくなることはない（走行中に急に止まることはない）ですよ」とのこと。フルタイム四駆じゃないんですね。「GLAは車のコンピューターが路面の滑りやすさを感知すると、瞬間的に後輪にもトルクを配分して滑りを防止するタイプの四駆です。今のベンツはほぼそのタイプの四駆が多いですね。その方が燃費的にも良いですし」「CLAとか一部の後輪駆動ベースの車だと、後輪を駆動させながら前輪にも少しだけ常時トルクをかけている車もあります」だそうです。
雪道のために四輪駆動車に乗っているので、そこの対策がしっかりしていれば別にフルタイムじゃなくても全然構いません。ただ、出来るなら逆（普段は後輪駆動）が良かったかな。
本当に進化？
最新の車種だとほぼ全てメーター類は液晶画面表示になるようです。万が一トラブルで液晶画面が表示されなくなったら速度計もガソリン残量も表示されなくなるわけで、旅先でそんなことになったら怖いですね。そういう意味ではアナログメーターを残して欲しいな、と切に思います。液晶が表示されない場合、電気回路の問題なのか接続（入力）の問題なのか液晶そのものの問題なのか、原因の仕分けも大変そうです。その点アナログメーターなら原因の仕分けが簡単そうですし。
