奥只見湖の紅葉 2023

奥只見湖に紅葉を見に行ってきました。時期的には最終です。かなり落葉が進んでいる可能性はあったんですが「行くなら今しかない」と思い、行ってきました。

国道352号線は順調だったんですが、シルバーラインのトンネルに入り15kmほど走ったところで渋滞に。「マジか。そういや昔来た時も渋滞に巻き込まれたっけ…」とか思いながら進みます。為す術なく時間が過ぎ、予定していた14:00頃の遊覧船には乗れそうにありません。結局奥只見湖の駐車場に着いたのは14:20頃でした。

 

奥只見レイクハウスの「流れるダムカレー」

朝も昼も食べずに来たので、まずは腹ごしらえを。奥只見湖には売店兼食事処は2つしかないんですが、片方は食堂のラストオーダーが14:00だったんで、まだ開いていた「奥只見レイクハウス」に入りました。名前からするとダム湖を見下ろしながら食べられそうなんですが、全然ダムには面していません。ただ、崖の上に建っているのでひょっとしたら見晴らしは良いのかもしれません(窓際の席は埋まっていたので行ってません)。

 

流れるダムカレー

ダム名物。黒部ダムとかダムを売りにしている各地でご当地メニューとして提供されているようです。ここのダムカレーには唐揚げVer.と牛肉Ver.がありましたが、カレーに浸ることを考え唐揚げにしました。

 

ダムカレー(湖面側)

ルーは結構タプタプに入っていますが、器自体が小さいため全体的な量も少なめです。

 

浸水式

爪楊枝が刺さっているウインナーを引き抜くとカレーが流れ出す算段になっているようです。昔食べた黒部ダムのダムカレーはどうだったっけ?

 

放水しました。写真だと地味で分かりづらいかも。カレーの流量がそんなになかったので、この後盛大に決壊させました。

カレーの味はマイルドで物足りない感じ。全然辛くないです。ピリ辛ですらない。甘口のカレーってほぼ食べたことないんですけど、そんな感じかな?特徴と言えるのは盛り付け方だけですね。これで1,200円はボッタクリだと思います。変なカードとか要らないからその分安くして欲しい。材料の輸送費と観光地価格入れても800円くらいが妥当な味と量だと思いマス。

 

奥只見レイクハウス

お店の前にも屋台みたいなのが出ていて、岩魚を焼いてました。以前奥只見に来た時には「兎汁」と「熊汁」を食べた記憶があるんですが、今回お店のメニューにはなかったですね(両方とも)。あれば食べたかったんですが…。別のダムの記憶と混同してるかも。

 

ケーブルカーでダム湖へ

歩いて登ることもできるんですが、せっかくなのでケーブルカーに乗ってみました。料金は100円です。なお、遊覧船の出発時刻を係員のお姉さんに確認したところ、「随時出発なので、乗り場に行ってみないと分からない」とのことでした。時刻表ないんかい!

 

山の紅葉がきれいです。

 

駐車場と売店。大型バスも何台か来てますね。

 

ダム壁が迫ります。もう直ぐ終点ですね。

 

ケーブルカーを降りて比較的すぐの所に隔壁があり、上を歩けます。結構な長さ(距離)がありますが、今回は時間がなかったので歩きませんでした。

 

奥只見ダム湖

秘境推しです(看板)。

 

風が吹いていて鏡面にはなりませんでした。

 

遊覧船の案内看板がありました。周遊が1,200円/30分、銀山平行きが片道1,500円(往復2,700円)/40分、だそうです。銀山平の方が楽しめそうですが、今日はもう時間的に無理ですね…。

 

分かれ道。右は電力館行きです(後で合流可)。

 

先に進むと大きな案内看板がありました。

 

遊覧船乗り場

辿り着きました。15:10くらいに着いたんですが、次の遊覧船(周遊)の出発は15:40とのこと。先にチケットを買って戻りながら写真を撮ってました。

 

遊覧船乗り場の直ぐ脇にあった階段。電力館に行けるようです。階段の上に旅館ぽいのがあったので遊覧船乗り場の係員の人に泊まれるのか尋ねたところ、「あれは船宿なので泊めるのは釣り客だけなんですよ」とのこと。なんだ。残念。

 

待合室外から見える桟橋。

 

湖上へ

ついに乗船時間が来ました!喜び勇んで桟橋に行くと、小型の船が停まってました。見た感じ屋根の上には乗れないタイプですね。乗れる方のが良かったなー…。

 

船内です(前→後ろ方向)。そこそこの人数が乗れそうですね。全員が紅葉を近くで見たくて片側に乗ったらどうなるんだろう…。ちなみに今回乗船したのは10人程度でした。

 

出発します!

 

 

窓口の近くにいた係員の人に「どっち側に乗った方が良いですかね?」と尋ねたところ、「ルートからすると右側の方が岸に近いから、紅葉も近くなりますね」て言われました。が、実際乗ってみると太陽の位置が右で逆光が強烈だったんで、速攻反対側に移って対岸を撮ってました。右側は紅葉も山の陰になって暗く潰れてましたしね。

こうなるならもうちょい焦点距離が長い望遠レンズ持ってくれば良かったと後悔しました…(今回使ったのはEF16−35mm f4.0L IS)。

 

雪(氷)で削られた跡かな?

 

こっちも。

 

奥の方に、隔壁と遊覧船乗り場が見えます。

 

 

 

オレンジ色に見えるのは、茶色に強い太陽光線が当たっているからだと思います。

 

 

ここら辺から太陽光線が弱くなったためか、紅葉の色がぐっと沈み込んで赤がより映えるようになりました。

 

 

 

 

やっぱ赤が入ると違いますね。もうちょっと早い時期に来てたら、一面燃えるような紅葉だったのかも。

 

屋上に出られるタイプの遊覧船です。こっちに乗りたかった!

 

出発した位置に戻ってきました。

 

湖上から見た遊覧船乗り場と桟橋。

 

船内(後ろ→前)。船の先端に出られるドアはついていますが、遊覧中は外出不可です。

 

戻り道。

 

太陽が沈みかけのため、だいぶ日陰部分が増えました。

 

ケーブルカー脇の坂道

帰りは歩いて下ってみることにしました。比較的緩やかな坂道なので、上りも歩きやすいと思います。

 

マンホールの蓋

意匠が特徴的な蓋でした。

 

多分春夏秋冬の4種類あったと思うんですが、他のは撮り忘れました。

 

ケーブルカーが走ってきました。この段階で結構暗くなってるんですが(16:30頃)、何時まで走らせてるのかな?遊覧船の最終出発は16:00だったと思うんだけど(2023年秋の時点では16:00 銀山平行きが最終のようです)。

 

おわりに

こっちも秘境推し…。奥只見、そんなに秘境感ないと思うんですが。

11月8日が遊覧船の最終日なんですが、多分その前に落葉してしまっていたと思います。ギリギリ滑り込みで奥只見の紅葉を堪能できました。できれば銀山平に行きたかったけど、もしそうするなら午前中から来ないとダメですね。窓口の案内には往復100分(行き40分、滞在20分、帰り40分)て書いてありましたが、できれば周辺も散策したいし、日帰り温泉がやっていれば銀山平温泉にも入りたいですし。4時間くらいは見ておく必要があるかもしれません(ちなみに銀山平発の最終は15:20て公式サイトに書かれてました。帰れなくなると悲惨なので乗る前に要チェックです)。

銀山平は来年以降の楽しみに取っておきます。