日本語入力システムをATOKからMac純正IMEに変更しました

PCを使い始めて以来、プライベートではほぼATOKしか使ってこなかったくらいATOKが気に入っていて、ずっとJUSTSYSTEMが提供しているATOK PASSPORTを330円/月で契約して使ってきました。が、今年10月にATOK PASSPORTがiOS非対応可→11月にATOK PASSPORT Pro にバージョンアップすれば iOSに再対応→ Proにバージョンアップしなくても使えるけど(今までと同じ330円/月のベーシック契約)、OSのアップデートには今後非対応という状況になりました。iOSのアップデートに対応しないということは来年のiOSのメジャーアップデート後に使えているか分かりません。いわゆるサポート打ち切りです。

今までATOK PASSPORTを使っていればMac・iPad・iPhoneのユーザー辞書がクラウドで同期されてどの端末で登録した単語も全部の端末で使えていたんですが、ベーシック契約だとユーザー辞書の同期が解除されてしまうので、使い勝手が格段に落ちます(ただしMacでATOKのユーザー辞書に登録した単語を一手間かければiPhoneやiPadに反映させる一方通行は可能らしい)。

ユーザー辞書の同期機能を使いたければProにアップデートしなければならないのですが、ATOK PASSPORT Proは550円/月なので、年間にすると6,600円。年間契約にしても割引なし。今までのATOK PASSPORTと比べると年間2,640円の値上げになります。値上げを受け入れなければ今まで年間3,960円支払って何年も育ててきた辞書やセンテンスが全て使えなくなるということです。そして来年以降iOSでATOKをベーシック契約のまま使えるかは不明。そこまでやるか?>JUSTSYSTEM。しかもベーシックコースだけ開発を停止する意味が分からない。ATOKのプログラム本体は同じだと思うので、単に値上げして利益を確保したいだけに思えます。クラウド辞書とかクラウド推測変換機能とか余計な連携機能は要らないから、せめてユーザー辞書の同期機能だけは残して欲しかった…。

Mac・iPhone・iPad間のユーザー辞書相互同期が出来ないというのは自分にとっては致命的なので、この機会にMac純正の日本語IMEに乗り換えることにしました。Macのライブ変換もかなり優秀になってきたと聞きますし。まだ使い始めて日は浅いですが、そこそこ変換効率は良いんじゃないかと思います。

ATOKについてはJUSTSYSTEMの姿勢に失望したので、解約しました。よっぽど日本語IMEに困らなければ、このままMac純正で行こうと思います。