安曇野別荘からの帰り道、以前から気になっていたラーメン店「鶏そば てんほう」に行ってきました。確か去年の6月頃にオープンしたと思うんですが、「あのテンホウだしなぁ…」と様子見を続けてきたお店です。何せテンホウ、創業社長の方針が「美味しすぎるものは作るな」ですし…(意図としては「それよりも、気軽に週に何度も通ってもらえるような味と値段を目指せ」だったようですが)。
「テンホウ」には若い頃、スキーの行き帰りとか、夜中に他に営業しているお店がなかった時なんかに何度か行ったことがあるんですが、どこに行っても判で押したような同じ味。かつ美味しくない。でも値段は500円くらいと安価(当時)。夜中に下道で8時間走ってスキー場に向かうくらいお金が無かったのと、当時はそんなに食に関心がなかったので、「まぁこんなもんか」「とりあえずあちこちにあって深夜までやっているし、便利なお店だな」くらいに考えていました。
その「テンホウ」が禁を破って「材料にこだわった高級路線」を始めたとな?と、開店後(正確には改装後?)はかなり気になっていました。が、全国で美味しいラーメンを食べまくってきた今となっては「あのテンホウだしな〜」という心理的抵抗もまた強く、気付いたら開店から1年以上が経過していた次第です。
そんな中、行かざるを得ないタイミングがやってきました。今日は夕方から自宅で外せない用事があるため、1時間前には帰宅していなければなりません(荷下ろしと準備があるので)。せっかく長野に来たのですが、蕎麦の有名店とか美味しそうなレストランとかに並んでいる時間的余裕はないのです…。「あの店は高速道路のICに向かう途中にあるし、通りがかりに駐車場が空いてたら寄ってみよう。もし一杯だったらまた今度」と腹を決めてコテージを出発しました。
お店に近づくと表側(店前)は全部埋まっているのが見えました。奥の駐車場はどうかな?とさらに近づいてみると、満車だったんですがちょうど1台、まさに出ようとしている車がいました!「を。こりゃ行けってことだな」と入れ替わりに駐車しました。
店内に券売機はなく、店員さんの案内で席に座り、メニューを見てオーダーする方式です。呼び鈴が各テーブル上に設置してありました。一応メニューを見てみると、ベースは「鶏そば」と「鶏白湯そば」「つけそば」の3種類があり、それぞれに塩か醤油かを選べます。さらにトッピング違いで「並・上・特上」のランクがありました。自分は初志貫徹で「鶏そば・塩」をチョイス。せっかくなので「上」でオーダーしました。あと気になった「野沢菜餃子」も追加しました。
鶏そば・塩(上)

スープは透明で黄金色のタイプ。見た目は良いですね。ただ味は…普通?塩ラーメンはコクが大事だと思っているんですが、コクはあまり感じられないスープでした。
麺と具材

麺は卵麺(黄色い)なのかな?柔らかくて全く美味しくなかったです。ていうか無理。これ無理。この麺が全てを破壊しています。もともと美味しくないのに、さらにトドメを刺しに来ているのかと。
具材はチャーシュー2枚(豚・鶏)、つくね、味玉、メンマ、カイワレ大根。具材もまぁ、普通でしたね。メンマは業務スーパーで売ってるような感じ。唯一「つくね」は柚子風味で美味しかったです。チャーシューいらんからこの「つくね」に変更出来るといいのに。
野沢菜餃子

うん。不味い。何のパンチもない餃子。野沢菜は入っているけれど、味が調和していない。
おわりに

開店してから1年以上経つのにまだ満車になるなんて、人気は継続しているようですね。自分の口には合いませんでしたが…。長野県民の一部には「休日は家族でテンホウ」という文化もあるみたいですので、味はともかくとして幼い頃から刷り込まれた文化というのはなかなか離れ難いものなのかもしれません。
自分的には「やっぱり不味かったテンホウはテンホウだった」という再確認ができたので、多分もう行かないと思います。