絶望を味わった日(HOME'S PASTA 長岡喜多町店)

長岡市喜多町にある「HOME'S PASTA 長岡喜多町店」に行ってきました。1986年に渋谷で創業した「HOME'S PASTA」の系列店で、東京以外に出店した地方店の第一号店です。

何故に大阪・名古屋・福岡などの大都市圏ではなく新潟、しかも県庁所在地でもない長岡に最初に出店してきたのかは不明ですが、テレビ番組で観て「いつか食べに行きたい」と思いつつ、「でも3階から1階までびっしり並ぶ大行列が嫌すぎる…」と思っていたお店(新宿店のことです。他店舗も結構並んでるんじゃないかな?)が向こうからやって来てくれたのは嬉しい限りです。長岡ならオープン後しばらくして落ち着けば、新宿店のようなひどい状況がいつまでも続くってことはないでしょう。

なんてことをオープン当初に思いつつ、すっかり忘れて1年近く経っていました。…あるあるですね。本当は喜多町にあるラーメン店に行こうと思って向かっていたんですが、ふとこちらのお店が近くにあったことを思い出したので急遽訪問してきました。ランチタイムですが並ばずにすんなり入れました。

 

絶望のスパゲッティ

これ!これが食べたかった!テレビ番組でも「絶品」としてよく紹介されているスープパスタです。パスタ?スパゲッティ?店名はパスタなんですが商品名はスパゲッティになっているんですね(調べたところ、パスタの中の一種類にスパゲッティがあるようです。所謂パスタ科スパゲッティ目みたいな?)。

提供時の見た目はお世辞にも美味しそうとは思えません…。とっちらかっている感じです。なみなみと注がれたスープも、表面張力を超えて下のお皿に溢れ出しています。

そもそもイタリアンパスタで「絶望のパスタ」といえば「ペペロンチーノ」のことを指すのが一般的らしいんですが、その由来は「絶望的なくらい材料がなくても作れるパスタ」。しかしこちらのお店で提供している「絶望」はトマトベースのスープパスタ。全然違います。

ちなみにこちらのお店の「絶望」の由来は「絶望的なくらい手間と時間がかかるため、オーダーが入ると料理人が絶望的な気持ちになるから」だそうです。盛り付けに気を回しているほどの余裕はないってことかもしれません。

でも提供時間はそんなにかかっていなかったような…?

 

溢れ出すスープ

縁から溢れ出して下のお皿にたまっています。せっかくならもうちょっと豪快に溢れさせてくれても良かったのに(皿の中身は減らさない方向でお願いしマス)。

味は、ガーリックの効いたトマトスープ。具材はマッシュルームやしめじなどのキノコ類と玉ねぎ、ニンニク、オリーブ、赤唐辛子。唐辛子は入っていますがスープ自体は辛くないです。コクがあって美味しいトマトクリームのスープでした。

 

おわりに

美味しいのは美味しかったんですが、新宿店のレビューで見るような「今まで食べなかったことを後悔しました」みたいな衝撃的な美味しさは感じませんでした。まぁ普通に美味しいスープパスタかと。美味しいんだけど「1時間以上並んででも食べたいか」と聞かれれば答えは迷わず「No」。もし東京で長時間並んで同じ味を食べていたとしたら、無駄にした時間と期待値に絶望していたと思います。チェーン店だけに、ひょっとしたら新宿店が抜群に美味しくて長岡は大したことない味だったってこともあるのかもしれませんが…。

東京の有名店とのクオリティの違いは気になるところですが、一応満足したので当面はもう食べたいとは思わないかな。ある意味良い経験でした。

むしろバリエーションメニューの「絶望のリゾット」の方が気になったので、またしばらく間を空けて、今度はリゾットを食べに行ってみたいと思います。