渋谷にある看板のない会員制鮨店に行ってきました。今回で2度目の訪問です。一年に1回以上行っておかないと会員権が失効してしまうので、東京に来たついでに伺いました。
店舗入り口

いつものごとく「ここで良いのかな?」ていう立地です。2回目なので前回よりも周りを見ながら歩く余裕がありました(前回はGoogle Mapと睨めっこ)。3回目はほぼ迷わず行けそうです。
時間通りにお店の方が扉を開け、中に案内してくれました。
生ビール

始まりの一杯は「プレミアムモルツ」から。今日は昼から飲んでいますが、夕方前に一旦ホテルに戻ってきっちりリセットしてきたので、この一杯は沁み渡ります。まさに「ここから再スタート!」の心境。今日は飲むぞー!
巡コース
クラウドファンディングで会員権を買った人限定の飲み放題付きコースです。会員権は一応数量限定販売だったんだけど、飲み放題以外の人、見たことないですね。
だしと雲丹の手巻き

前回と同じスタートです。今日は「山形のだし」に「根室産の雲丹」を合わせています。
大蛤のお吸い物

めちゃくちゃ大きい千葉県産の蛤!これは凄い。かつて愛知県の伊良湖岬で食べた巨大なアサリを彷彿とさせます。身がキュッと締まっていて弾力が半端なかったです。一緒に入っている三陸産のワカメもしっかりした食べ応えでした。
ハイボール

2杯目はハイボールで。銘柄は確認を忘れましたが、ウイスキーの味がしっかりしたハイボールでした。
淡路の真鯛

しっとり弾力。
三重のアオリイカ

めちゃくちゃ細かく仕事がされています。噛み切りにくさとかは全然無いですね。上に載っている「桜塩」は味も風味もベストマッチでした(桜の花びらを使っていて、風味が良い)。
赤貝

身が厚いのは良いんですが、食べてみるとちょっと生っぽさがありました。ヌメリ感というか。今回の残念ポイント。
かぼす酒ソーダ割り

貝のヌメリ感を消すためにサッパリ系をオーダーしてみました。
茶碗蒸し

百合根とシラスを使った茶碗蒸しです。出汁が美味しくてあっという間になくなりました。
中トロ

今日の鮪は「やま幸」のものだそうです。「さすがやま幸!」ていうほどちゃんとした鮪を食べ比べたことがないので違いはよく分かりませんが、今日イチ美味しかったです。
赤身

こちらは赤身の漬け。中トロと並び立つ美味しさ。
対馬の煮穴子

フワフワでとろける!とまでは行きませんでしたが、良い感じに食感が残っていて美味しかったです。
緑茶ハイ

さっぱり第二弾。ちゃんと入れたお茶で作った緑茶ハイの味がしました。
味噌汁

できれば赤出汁が良かったです。滋味深い味で美味しかったけれども。
山形巻き

だしではないんですが、山形産の食材と鮪を巻き込んだ巻物です。いろいろな食感を感じられて感覚でも楽しめる味でした。
玉子焼き

パリッと和三盆で片面がコーティングされた玉子焼きです。極控えめな甘さが良いですね。
追加「中トロ」

今日イチ美味しかったので、ついお代わりしてしまいました。値段を聞かずに注文したんですが、合計金額から考えると1,100円くらいだったと思います。値段に見合った美味しさだったので後悔はありません。やま幸だし。知らんけど。
おわりに

前回と比べて握りに入るまでの料理が1品、握りは2貫減っていました。トータルの品数は前回の15品から12品になり、特に握りが8貫から6貫に減ってしまったのは残念です。
鮪に行く前の中間の構成も、前回は「のどぐろ、帆立、車海老」だったのが「赤貝」一品になってしまったのもいかがなものかと。その「赤貝」も今回はイマイチだったので、トータルの満足度は低めに感じてしまいました。
ただ、記事を書きながら自分の購入した会員権の内容を確認してみたところ、もともと例示されていたコースメニューは12品構成だったので(でも握りは7貫だったけど)、前回の「のどぐろ」とか「車海老」は会員権購入のお礼代わりだったのかもしれません。
そしてつまみに例示されていた「刺身2種」が「大蛤のお吸い物」一品に変わっていたり、握りが2貫少なかったのも、仕入れの関係かもしれません。その分、蛤は素晴らしかったし、前回はボストン産だった鮪が2貫とも「やま幸」の鮪に変わってましたしね。
うーん、やっぱり満足…かな?なにせ飲み放題込みで10,000円を切る9,900円(税込)ですから。今回は中トロを追加してジャスト11,000円でした。
最近は年齢的にもそんなに量は要らなくなってきてるんですよね。美味しいものをちょっとずつにしないと、次の楽しみ(2軒目)に行けなくなってしまうので…。そういう意味では、このくらいのお値段で、お酒の価格も気にせず本格的な江戸前鮨を堪能できるのは良かったのかもしれません。この後日本酒バルで浴びるほど飲めましたし。
とはいえここ最近の東京鮨界隈では突き抜けた高級路線の新規開店は一段落した感があって、10,000円〜15,000円前後で20品・飲み放題付きという新しい潮流が来ているのも確かだと思います。むしろそういったお店を比較してトータルでの満足度を測っていかなければ、自分にとって通いたくなるような本当に良いお店かどうかの判断は難しいなぁ、とも思いました。特に母体が客単価30,000円クラスのお店のセカンドラインとかは、鮨の質自体も高そうですしね。
とりあえず年一回以上の条件は果たしたので、次は高級鮨のセカンドライン系(立ち喰い鮨は除く)の新規開拓にも行ってみたいと思います。