新橋にある牛丼チェーン元祖のお店で昼飲み(なんどき屋)

「銀座ろくさん亭」で和食のランチコースを食べ終えたものの、ちょっとお酒的には物足りなかったので(ドリンクが高かったので日本酒一合しか頼みませんでした)、帰り道でちょっと飲み直してからホテルに戻ることにしました。

とりあえず、有楽町で行ってみたかった居酒屋さんを訪ねたところ大盛況!みんな昼から飲みたいんですなぁ…。入れなかったので次の候補店、新橋にある「なんどき屋」に行ってみたところ、無事入店できました。

 

なんどき屋 本店

こちらのお店は1963年(昭和38年)創業の居酒屋なんですが、吉野家をはじめとする「牛丼チェーン店」の元祖となったお店でもあります。吉野家自体は1899年(明治32年)創業なんですが、当時の経営者がこちらのお店が24時間営業をしているのを見て(居酒屋形態で牛丼も提供していた)、模倣したそうです。

ただ、吉野家2号店を新橋に開店して殴り込みをかけたものの、1号店の築地店では8時間営業しかしたことがなかったので通し営業のノウハウがなく、あっという間に16時間営業に短縮→8時間営業に戻るという状況に陥ったようです(当時の記事に載っていました)。

その後経営ノウハウを身に付けた吉野家は24時間営業の多店舗展開を行いますが、1980年には一回倒産(会社更生法を申請)しています。その倒産の理由はまた別にあるようですが。

いずれにせよ、吉野家を筆頭としてすき家や松屋などの牛丼チェーン店が台頭してくる以前から、新橋で24時間営業のチェーン形態で牛丼を提供していた(居酒屋だけど)のはこの「なんどき屋」です。ちなみに店名の「なんどき屋」は、「いつ何時でもやっているお店」から来ているそうです。

 

生ビール

お昼時を外した週末とあって店内は空いていました。先客はカウンター席に老齢の一人客と、奥のテーブル席に盛り上がっているサラリーマン風の4人組のみ。店員さんは厨房とフロアに一人ずつでした。

オーダーは、まずは「銀座ろくさん亭」で高くてパスした生ビールから。グビグビと喉を潤しました!と言いたいところなんですが、泡は速攻消えるし600円なのに小さめジョッキ(背が低い)だったので、気勢を削がれました…。これは2杯目はないな。

 

お通し

美味しそうじゃなかったんで手をつけませんでした。

 

肉豆腐

あれば食べたかったんですが、メニューに「牛丼」はありませんでした(他の人のレビューで知ってはいました。ある時もあるらしいですが…。レビューだと「ご飯がないと言われて牛皿にした」と書かれていましたが、「牛皿」もメニューにはなかったです)。

やむなくメニューに「名物」と書かれていた「肉豆腐」にしましたまぁ、内容的には「牛皿」と同じでしょう。
味はまぁ…。量的にも700円は高いかな。

 

赤星 中瓶

生ビールで懲りたので、次は瓶ビールに移行しました(ビール好き)。中瓶で650円なのは良心的だと思います。

 

鳥の唐揚げ

めちゃめちゃ衣が薄くてパリッパリ!そして熱い!でも見た目も味もチキンナゲットみたいでした。

 

レモンサワー

それなりの量があって550円。味は可もなく不可もなく。

 

ニッカフロンティア・ハイボール

最後はハイボールで〆。こちらのハイボールのベースには、「ニッカフロンティア」という余市のヘビーピートモルトを使用したブレンデッドウイスキーが使われています。

この「ニッカフロンティア」、2024年10月に発売されたんですが、わずか半年後の2025年4月には店頭から消えてしまうことが決定しています。

正確にいうと一般販売はしなくなり、飲食店専売品になります。そこそこ美味しくて人気の銘柄なのに残念…。3月までに見かけたら買っておこうかな。

ただ、ボトルは500ml/2,200円なので安価に見えるんですが、700ml換算にすると約3,000円です。もうちょっと足すとシングルモルトウイスキーが買えたりするので、買いだめしたいとまでは思わないけれど。

お店で一杯600円は妥当な線かな。

 

おわりに

24時間営業の先駆け的な歴史ある居酒屋ですが、お酒もツマミもそれなりでした。雰囲気は場末、隣のご老人にはソフトに絡まれる(同じ昔話を何度も振られる)という状況でしたが、まぁそんなもんでしょう。

歴史とストーリーのあるお店に行けたことには満足しているのですが、味的にまた飲みに行きたいとは思わないかな。