静岡の友人と妻と、お気に入りのお店で毎年恒例の忘年会を開きました。席を確保したくて2ヶ月くらい前に予約しています。これがないと年末が締まらない、超大事なイベントです。
友人は明日まで仕事があるとのことなので、本日はプレ忘年会、明日が本番という姿勢で臨みました。
生ビール

きめ細やかな泡まで美味!
お通し

今回は「自家製豆腐」にしました。薬味と塩だけで食べるのが美味しすぎて、醤油は使いませんでした。ザルでも食べられるかも…。
刺身盛り合わせ

鉄板メニュー。日本酒に刺身は外せません。人数に合わせてちゃんと3切れずつにしてくれてます。白身は歯応え抜群、赤身はとろけるような美味しさでした。
「甍」と「鍋島」


甍・白(真摯敬愛)
長野県北安曇郡松川村にある「甍酒造株式会社」が造っているお酒です。甍酒造は2024年秋に醸造を始めた「日本でいちばん新しい酒蔵」だそうです。正確には筑北村にあった寛文5年(1665年)創業の「山清酒造(2017年に廃業→2021年民事再生手続き申請)」から事業承継して復活した酒蔵なので、「360年の歴史を継いだ蔵」とも言えるのですが。山清酒造が造っていたお酒と全く違うお酒を造り始めたなら、「日本でいちばん新しい蔵」の方が当人たちにもしっくりくるのかも。
杜氏は「大信州酒造」で30年間醸造長を勤めた田中勝巳氏。自身の「集大成の酒を造りたい」と言ったとか言わないとか。
味は、酸味と甘味のバランスが非常に良く、スイスイ飲めてしまうお酒です。最近「大信州」も美味しいな、と思うことがあったんですが、よもや杜氏さんが新しい蔵を立ち上げていたとは。これから注目の蔵だと思いました。
鍋島 Summer Moon
鍋島の夏酒です。爽やかで美味。安定の味。
目光の塩焼き

あれば頼んでしまう逸品。目光は身が崩れやすいらしく、なかなか塩焼きで出してくれるお店はないです。
醸し人九平次 飲み比べ


ワインショップ・エノテカと醸し人九平次のコラボレーション。黒田庄町にある田圃違いの酒米を使って造られているお酒の飲み比べです。
が。
味は正直微妙な違いでした…。福地の方が微妙に日本酒感が強めなような?
ラベルの年号が2021なのは、新酒で出さずにワインと同じように熟成させて味をコントロールしているからだそうです。
鱈白子ポン酢

日本酒には白子!つるりと濃厚!
「花邑」と「東洋美人」


花邑 純米酒 陸羽田
「花邑」を造っている「両関酒造」は、十四代の高木社長から技術指導を受けている蔵で、かなり品質の高いお酒を出しているイメージがあります。
味はちょっと甘めの印象があったんですが、こちらの「陸羽田」は思ったより甘くなく、スッと飲みやすいお酒でした。
東洋美人 純米大吟醸 ASIAN BEAUTY
山口県にある「澄川酒造場」が造っているお酒です。相当久しぶりに飲みました。味は、サッパリ目でバランスの良い美味しさ。
「而今」と「飛露喜」


言わずもがなの美味しさ。特に「而今 八反錦 生」は美味しくて、お代わりしてました。
胡瓜味噌

3種類のお味噌で食べ比べ!サッパリしてちょいアテに最高。
牡蠣フライ

冬の味覚の代表格!大ぶりジューシーで噛むたびに牡蠣汁?が溢れてきて絶品でした。
檸檬

お店で使われているレモンは、お客さんの庭?で取れたものをいただいているそうです。牡蠣フライに付いてきたレモンを妻がいたく気に入って、絞るだけでは飽き足らず、むしゃむしゃ食べ尽くしていました。
黒ビール

牡蠣フライに合わせてオーダーしました。炭酸でサッパリ。
「不動」と「乾坤一」


不動 白麹&林檎 純米生原酒
千葉県成田市にある「鍋店株式会社」が造っているお酒です。協会77号酵母(リンゴ酸高生産性多酸酵母)を使用し、白麹を「留仕込み」に使っています。
味は、リンゴ酸由来の甘酸っぱさと白麹の爽やかさ。白ワイン系の味わいでした。美味。
乾坤一 純米うすにごり 生
宮城県村田町にある「大沼酒造店」が造っているお酒です。乾坤一は結構辛めな印象(キレが良い)を持っていたんですが、こちらは柔らかい味わい。にごり酒が苦手な妻も美味しいと飲んでいました。
天ぷら盛り合わせ

後半戦の揚げ物ですが、薄衣でパリッと揚がっているのでサクサク食べられました。
安納芋の天ぷら

妻の希望で。甘さ半端ないです!まるで和菓子。
「産土」と「新政」


産土 2023 五農醸
熊本県にある「花の香酒造株式会社」が造っているお酒です。グレープフルーツっぽくて美味しいので、メニューにあればつい頼んでしまうお酒。
これまでいくつかのお店で飲んできた「産土」は確か「二農醸」だったと思うんだけど、今回は「五農醸」。調べてみると「産土」の限定酒で「二農醸」の上位バージョンみたいです。
味わいは「二農醸」の系統を引き継ぎながら、よりフレッシュで後味が少し複雑な感じを受けました。あとシュワシュワもしてました(微発泡)。美味。
新政 No.6 X-type
No.6の最上位モデルです。何も言うことはありません…。
ちえびじんの酒粕クリームチーズ

そろそろお腹いっぱいになってきたんで「何か軽いアテを」とお願いしたら出してくれました。しっとりしていて味染み。最高!
「十九」と「ride?」


大将お任せで出してもらった日本酒たち。ride?は以前バリエーションも含めて飲んだことがあったけど(お久しぶり)、左の十九は初見です。
19 Il Cumlonembo
長野県長野市にある「尾澤酒造場」が造っているお酒です。銘柄の読みは「イル・クムロネルボ」(Ilは2ではなく、i の大文字とLの小文字です)。イタリア語で「入道雲」って意味らしいです。瓶に描かれているのは入道雲だったんですね。よく見るとカモメも飛んでいて、ブルーのボトルと相まって夏の雰囲気がすごく伝わってきます。今は年末だけど。
味は、ほのかな甘みとキレの良さがある感じ。薄にごり酒なので澱の甘さがあって、ラストはスッとキレていくのかな。飲みやすいお酒でした。
ride? 純米大吟醸 白糀46
山口県岩国市にある「酒井酒造」が造っているお酒です。「五橋」を造っているのと同じ蔵ですね。ride?は普段使わないような珍しい酵母を使ったシリーズの名称です。
今回使用した「白糀」は本来焼酎を造る時に使われる糀だそうで、対になるバージョンとして「黒糀」もあります。酵母は「リンゴ酸高生産性多酸酵母」を使用。
味は、甘酸っぱくて爽やか。「リンゴ酸高生産性多酸酵母」の特徴がよく出ています。サッパリ飲める美味しいお酒でした。
数の子松前漬け

こちらも「軽いアテ」シリーズ。美味しくて速攻なくなりました。
「Afruge」と「亀泉」


Afruge Ma Cherie
千葉県の「木戸泉酒造」が造っているお酒です。木戸泉の純米酒をAFS Stratae(アフス・ストレータ=高温山廃一段仕込み;日本酒は通常三段仕込み)で造り、シェリー樽にて熟成、さらに瓶詰めで熟成させたお酒だそうです。初見尽くし…。
ちなみにAFS製法は開発者の3人の名字からとっているそうです(安達・古川・荘)。AFS製法で初めてお酒が造られたのは1971年なので、結構歴史ある醸造方法なんですが、めちゃくちゃ手間がかかるので他の蔵はやらないのかも(蔵が権利関系も取ってるのかもしれないけど)。
味は、ブランデー…?シェリー樽の影響かもしれませんが、あまり日本酒感は感じませんでした。美味しいかと言われると微妙なんですが、機会があったらまたじっくり飲んでみたいお酒です(珍しいので)。
亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24 生酒
高知県にある「亀泉酒造」が造っているお酒です。今回のCEL-24も思ったほど甘くなく、程よい甘みとキレの良さが両立されていました。
デザート

苺好きな妻が歓喜してました。あれ?苺の旬っていつだったっけ?
おわりに
3人で「最近食べられなくなったねー。すぐお腹いっぱいになっちゃう」とか言ってたんですが、最近飲んだ中では結構食べた方だと思います。美味しすぎると量も忘れるんですね。
明日の本番に備えて控えたメニューもあるので、明日の忘年会本番ではブレイクしたいと思います。