現存する日本最古のビアホール「ビアホールライオン 銀座7丁目店」に行ってきました。こちらのビアホールは1934年(昭和9年)創業。「豊穣と収穫」を意味する壁の大壁画と天井や柱を含めた独特な室内空間に特徴があり、国の有形登録文化財にもなっています。
そんな「有形登録文化財の空間で飲んでみたいぜ!」て思いで、日曜の昼下がりに予約もせずに伺ってみました。
お店に到着すると、自分の前には一人待ち人がいました。人数を聞かれ、15分ほど待った後、ホールの片隅の柱の影にあるテーブル席に案内されました。最初、「一人だからってこんな端っこに !?」とか思いましたが、椅子に座れば右手に大壁画もちょっと見えるし、正面左手にもそこそこの大きさの花の壁画もあって、飲んでるうちに「まぁまぁ良いポジションかも」と思えるようになりました。
メインホール

自分の席からではないんですが、お会計後、店員さんに了解を取って、店舗出入り口(壁画に対して正面)から撮らせてもらいました。写真で見ていたイメージだともっと大きな壁画に思えていたんですが、空間が大きいのでこんなもんなんですね。柱とか天井のタイルや装飾もすごいです。さすが有形登録文化財なだけあります。
ビヤホールスペシャル・中ジョッキ

中ジョッキ880円(税込)とちょっとお高めに感じましたが、提供されてみるとちゃんと「中ジョッキ」の量が入ってました!こういうところも「昔ながら」なのは良いところだと思います。
こちらのビアホールではビールと泡を別けて注がず、一度の抽出で注ぐ「伝統の一度注ぎ」という製法?にこだわりがあるようです。この注ぎ方にすると苦味の角が取れてマイルドになるんだとか。
…正直、自分はビールの苦さも好きなので、「マイルドすぎるのもどうかなー」て思いました。
ビヤホールの煮込み

何かで名物と読んだので、高かったけど(1,280円)オーダーしてみました。絶妙なコクで美味しかったんですが、出来れば取り分け用?だけじゃなくて普通のスプーンもつけて欲しかった…。
壁画

自分から見て正面左手に見えていた壁画です。大壁画と比べると小さめですが、壁のレンガっぽいタイルと相まって良い雰囲気を醸し出していました。
パーフェクト黒ラベル・大ジョッキ

1070円!重い!そしてこっちの方が「ビヤホールスペシャル」より好みの味かも。中ジョッキ頼むなら大ジョッキの方が良いかもしれません(お得感)。
生チョリソーの鉄板焼き

ビールにはソーセージでしょ!てことで。ソーセージ6種盛り合わせが3,680円と脅威的な値段だったため候補から外し、他のページにあったこちらを発見してオーダーしました。チョリソー(辛いソーセージ)好きだし、むしろこっちで良いでしょ、てことで。お値段990円。
ソーセージ自体はちょっと小さめで辛さもピリ辛くらいですが、粗挽き具合とジューシーさが半端なく、これはこれで満足できました。
おわりに

いやー、良かったですね!ビアホール。あの雰囲気の中で飲めて最高でした。実は2階や3階もあるようなんですが、ビアホールは1階だけです(2階は普通のテーブル席と個室、3階は和食処)。前知識なく訪問したので、「お2階ならすぐご案内できますが」とか言われちゃったら飛びついていたかもしれません。危なかった…。当日の思いつきでも予習って大事です。
なお、このビルは戦後一時、進駐軍に接収されていた時期もあったようですが、その時もビアホールとして使われていたそうです。分かってるね〜アメリカの人。上の階で仕事して、帰りにビアホール、最高じゃないですか。破産の危険はあるけれど。
BGMは吹奏楽曲で、勇ましめのマーチだったのは何だか気になりました。「同期の櫻」とか流されるよりは断然良いですが。昔、ドイツ系のビアホールを模したお店(日本にある別のビアホール)に行った時には、軽快なワルツみたいなのが流れてて「雰囲気に合ってるな〜」て思ったこともあったんですけどね。
フードメニューにトラップが多いんですが(割と3,000円以上〜4,000円近いのものがしれっとある。あと高い割に量が少ないとか)、ビールの量は適正だし美味しいので、空間とビールを味わいに行くなら最高だと思いました。
また来年東京に行く機会が増えそうなので、昼下がりの隙間時間帯(14:00〜17:00)にちょいちょい伺いたいと思います。