上野広小路あたりにある日本酒居酒屋で飲んだ後、歩いて御徒町のホテルまで帰っていたところ、アメ横の中で23:00近くというのに大行列が出来ているお店を発見しました。お店前の歩道側(シェード下)に3列に渡って丸椅子が設置されていて人がビッシリ。丸椅子の後ろにはさらに立ち行列がお店を回り込むようにぐるっと出来ています。
なんじゃこりゃ?と看板を見上げると、昔好きだったラーメン店「らーめん 鴨to葱」の文字が。え?マジで?移転してたの?と驚くとともに、久しぶりに食べてみたい欲がムクムクと…。でもまぁ深夜だしなぁ…。それにメチャクチャ並んでるし…。
とか脳内で葛藤したのは1秒ほど。引き寄せられるように食券を買い、列の最後尾に並んでいました。多分昼来ても大行列は変わらないだろうし、今この気分を逃したらもう食べには行かないような気がしたのデス。このお店、「醤油ラーメン」しか置いてないですし(記憶によれば)。
結局お店に入れたのは23:40過ぎ。40分以上並びました。店内は以前の店舗よりキャパシティが増え、カウンターも畳になっていたり、店内の設えもスタイリッシュさよりは一昔前の和風感を打ち出していて、インバウンド仕様まっしぐら状態。外国の方が喜びそうな感じを全面に出しています。並んでいるのはやたらアジア系(8割中国。1割韓国。その他1割くらい)でしたけどね。向こうで何かのガイドブックやサイトにでも紹介されているのかもしれません。
でも中国にも韓国にも畳文化があると思うんですよ。流石にテーブル(カウンター)にはしてないかもしれないけど。むしろ「え?足やお尻を置くところで食べさせるの!?」てならないのかな?自分が若い頃初めて高級旅館に行った時、浴室の真ん中にドカンと檜で出来た湯船があって、周りの浴室の床が全部畳だった時はビビりましたけどね…。え?これ濡らしたらあかんの?て。ひっそり浸かった思い出があります。
閑話休題。
メニューを眺めてもやはり「醤油ラーメン」しかないようです。夜深い時間帯ですし、おとなしく素の「鴨らーめん」をいただくことにしました。
鴨らーめん

味玉も具材増しもない、素の「鴨らーめん」です。醤油色の照り照りスープが美味しそう!表面に浮いているのは鶏油ではなく鴨油かな?
実食してみると、マイルドで甘みのある醤油スープ。これは美味しい!昔も美味しかったけど今も変わらずというのは嬉しい限り。甘みは多分、鴨と水と葱だけで造られているという「鴨出汁」から来ているっぽい。このスープだったら「塩ラーメン」じゃなくても良いかな。滋味溢れる味わい。
麺と具材

麺は細麺。コシがあってしっかりスープに絡みます(跳ね注意)。具材はレア系チャーシュー、メンマ、葱。葱は3種類の中から2種類選べるシステムになっているので、「九条葱」と「深谷葱」にしました。「深谷葱」は甘みが凄かったです。
おわりに

いやー、美味しかった!「鴨出汁」最高!上野〜御徒町界隈に常宿があった時はよく食べに行っていましたが、ここまで行列店ではなかったかなー。並んでも10人くらいだったと思います。超久しぶりに躊躇いながら(醤油ラーメンなので)訪問しましたが、めっちゃ美味しかった!これはまた並んででも食べたい美味しさ。暑い時期と雨の日と雪の日以外だったら30分くらいは並んでも大丈夫なくらい、行きたさが上がりました。
また機会があったら訪れてみたいと思います。次は昼に行って特製系にしてみようかな。