瑞々しさの極致!北の大地で圧巻の串焼きと一品料理を堪能!(やまさ和)

北海道旅行初日の晩ご飯は、鳥料理の「やまさ和」に行ってきました。淡海地鶏をはじめとした地鶏料理を、焼き・串・鍋などで食べさせてくれるお店です(コースによる)。

店内はL字のカウンター席と、4人掛けのテーブル席が2卓、6人掛けくらいのテーブル席が1卓とコンパクトな造りです。自分たちはカウンター席に案内されました。

 

サッポロ ”パーフェクト” クラシック

北海道に行ったらサッポロクラシックビール!。最近は北海道外でもスーパーやコンビニで缶ビールを購入できたりしますが、やはり生ビールは全然違います!兎にも角にも「サッポロクラシック生」を求めて札幌の街中を飲みにさすらうのが常なんですが、今回初めて「パーフェクト」を冠する「サッポロクラシック生」に出会いました。

パーフェクトとは何ぞや?亜種?と思いながら飲んでいたんですが、旅から帰って調べてみると、『サッポロビールの覆面調査員がサッポロクラシックを提供しているお店に実際に飲みに行き、サーバー管理、グラス管理、泡、味、の全てがパーフェクトに提供されているお店を認定する制度』とのことでした。すごいぜ「やまさ和」!ありがとう「やまさ和」!「サッポロクラシック生」ってだけでも価値があると感じていたのに、さらにその上を行ってしまうとは。激レアな鳥料理に合わせるにはパーフェクトな飲み物です(たぶん)。

 

カブの鬼おろし

お通しです。ザクザク食感のカブが美味!

 

高原比内地鶏のムネ肉

秋田県の「高原比内地鶏」を使った逸品。比内地鶏は放し飼い(平飼い)しているんですが、「高原比内地鶏」は室内飼育なので「比内地鶏」としての秋田県の地鶏認定は受けられなくなったそうです。ただ、室内飼いにすることで抗生物質を使わずに済んだり、食糞、順位付けのためのつつき合い等を避けられるがメリットがあるそうです。

 

激レア具合

半端ないレア具合!それでいて火入れはしっかりしているので、歯応えは良いし(噛み切りにくさはない)、ジューシーさも半端ないです。鳥料理一品目から山澤さんの火入れを堪能しました。

 

セロリの土佐酢漬け

シャッキリ!味染み具合も完璧!

 

宮崎親鳥のタタキ

こちらもレアジューシーさが半端なかったです。

 

サッポロ ”パーフェクト” クラシック

2杯目!

 

近江軍鶏のもも串

軍鶏だけに固めの弾力が心地良い!しっかり噛み締めるたびに肉汁が溢れ出てきます。

 

高原比内地鶏の首の皮

身はブリっブリなのに表面はカリカリ!相反する食感が堪りません。

 

蓮根つくね

北海道でもこれが食べられるとは!肉厚のつくねにシャキシャキの蓮根が見事にマッチしています。

 

「一白水成」と「仙禽」

最近、山澤さんは「めっきり日本酒に弱くなってしまった」とのことで、日本酒の品揃えは縮小傾向にありました。が。どちらも焼き鳥に絶妙に合うチョイスだと思います。「仙禽」好きの妻は喜んでいました。

 

オクラ

食感シャキシャキ。かつ野菜の甘みがすごく引き出されています。

地鶏のメンチカツ

え?てなった一品。これは珍しいかも。山澤さん曰く「隠し味に内臓も入ってます」とのこと。妻とシェアしたんですが、一人一皿でも食べたかったかも。

 

淡海地鶏のつくね

良い意味で粗々しさが堪りません。肉汁迸る逸品。

 

クレソンと春菊のサラダ

箸休めとして最高ですね!ドレッシングも美味しかったです。

 

淡海地鶏の手羽

ガッツリメニュー来ました!手羽元と手羽先の合わせです。大きい方は妻が持っていきました。

 

ワイン2種

最近ワインにも手を広げ出した妻がオーダーしました。自分もちょっと飲ませてもらいました。

 

Why Theory? Tabiji 2023

2022年に余市で開業したワイナリー・ロウブロウクラフトの微発泡ロゼワインです。小樽発祥の葡萄「旅路」を使用しているそうです。

味は爽やかな酸味。グレープフルーツぽさがあります。ロゼというには黄色っぽい濁りのある色合いですが、美味しさは鉄板。

 

TITET 2023

フランス産の赤ワインです。読み方はティテ。こちらもフルーティで飲みやすかったです。ラストにちょっとハーブっぽさもあるかな。でもスッキリ。

 

淡海地鶏のムネ串

サッパリだけどジューシー。不思議食感!

名古屋コーチン

弾力の鬼!

 

楓IPA

「やまさ和」の向かいにあるクラフトビアバー「ビアセラーサッポロ」が造っている(たぶん委託醸造)クラフトビールです。4%と低アルコールながら苦味はしっかり感じます。

オーナーさんが「娘が20歳になった時に一緒に飲みたい」というコンセプトで造っているようなので、娘さんが成人するまでは造り続けられるのかな?

 

ラスト串

こちらも名古屋コーチンだったと思うんですが、部位の名前は忘れてしまいました…。でも美味しかった…。

 

〆の逸品

2人別々のメニューが選べました。

 

鶏パイタンラーメン

ちょっと小さめな丼で出てきました。妻の予想より大きかったようで、半分くらいもらえました。美味

 

太平麺!大好きです。鳥だけじゃなくて麺も弾力が半端ないです。

 

地鶏の親子丼

こちらは自分がオーダーした丼です。サイズはお茶碗くらいだったので、ちょうど良かったです。

デザート

「白いちじく」でした。スッキリした甘みが良いですね。いちじくは普段食べつけないので味の比較は出来ませんが、とても美味しかったです。

 

おわりに

ついに、山澤さんの手による鳥料理のフルコース(串)を食べることが叶いました。2022年に初めて訪れた時はお会いすることは出来たものの、山澤さんの体調もあって焼いてもらうことは出来なかったんですよね。今回、元気になっていて安心しました。

お店は来月で3周年を迎えるそうです。おめでとうございます。今回の北海道旅行では今日だけしか行けませんが、また北海道に行った際にはお邪魔したいと思います。

 

2022年の「やまさ和」訪問記