先月東京に訪れた際、ランチにアポなしで訪問してフラれたお店「がぶ」にリベンジに行ってきました。今回は電車に乗る前に電話して、営業していることを確認済です。
なお確認の電話をした際、そのまま席の予約をする流れになりました。ランチ時でも予約させてもらえるなんて良いですね。喜び勇んでお店に向かいました。
武蔵小山駅
来たぜ!2回目の武蔵小山駅。平日のお昼だったためか人通りはまばらでした。それにしても暑い!
武蔵小山駅西口を出て都立小山台高等学校の壁沿いに右折し、細い路地をまっすぐ行くと左側にお店があります。駅からは徒歩5分もかからないと思います。
到着!シンプルな店構えです。「有名店だし並んでたりするのかな」と思っていましたが、特に行列は出来ていませんでした。
店内は喫茶店風。カウンター席と2名掛けのテーブル席がありますが、キャパシティはそんなに大きくありません。
先客は男女の2人組でテーブルを使用。店員さんから「お好きな席にどうぞ」と言われたので、カウンターの端の席に座りました。BGMはずっと松任谷由美(荒井由美かも)が流れてました。
がぶ丼(1.5)
オーダーはお店名物の「がぶ丼(ローストビーフ丼)」を。「がぶ丼」のメニューはローストビーフの量に応じて「スタンダード(180g)・1.5(270g)・1ポンド(453g)・1.5ポンド(680g)」の4種類がありました。なお増えるのはローストビーフだけで、ご飯の量は全部同じです(ご飯大盛りは100円増し)。
スタンダードと迷ったんですが、今回は「1.5」にしました。1ポンドだとさすがにハズレた時辛いので…。「がぶ丼」は定食ではないのですが、味噌汁とお漬物もついてきました。
がぶ丼 本体
花びらみたいな盛りつけ方がキレイ!まさに肉の華。豪勢!ローストビーフ自体にはタレはかかっておらず、塩胡椒が効いているスタイル。単品で食べても全然イケる味です。
ローストビーフの下には控えめにキャベツが敷かれたご飯。量的にはお茶碗に軽く一杯分くらいでしょうか。
キャベツの上からちょっと甘めのタレがかかっているんですが、このタレのかかったキャベツご飯とローストビーフを一緒にかき込むと、もうめちゃくちゃ美味しい!これは良い!良すぎます!しっとりとしつつ少しスパイシーなローストビーフとシャキシャキ歯応えのキャベツ、甘みのあるご飯が渾然一体となって、えも言われぬ美味しさを醸し出しています。なにこの神の配合。キャベツとご飯にかかっているタレが少なめなのも、ローストビーフの味を絶妙に引き立てています。
正直このタレがもう少し甘かったり多かったりしたら、全体のバランスが崩れてしまっていたと思います。ローストビーフ単品で食べても美味しいし、タレキャベツご飯と一緒に食べるとさらに美味しさがブーストされるとは…。全て計算され尽くしたかのような絶妙な配分でした。
おわりに
これまでの人生で食べた中で、ぶっちぎりNo.1に美味しいローストビーフ丼でした。大満足!見た目も麗しいですが、味も超一級品でした。
2009年に雑誌の表紙を飾っていたことで知ったこの「がぶ丼」、その後15年間ずっと食べたいと思い続けていましたが、今日ようやく叶いました。
願わくばそう遠くないうちにまた食べに行きたいんですが、次回はどうするか…。「せっかくなので1ポンドを」と思わなくもないんですが、ご飯の量を勘案すると1.5がちょうど良い気がするんですよね。ご飯増量するとその後の飲み歩きにも影響するだろうし…。うーむ。あと、お店情報を調べていて知ったんですが、「ハンバーグステーキ」も絶品で、何かの賞を取っているみたいです。そっちも気になります…。
武蔵小山は普段全く用事はない場所なんですが、「がぶ」のためだけに通うことになるかもしれません。