十日町市にあるライダーに人気のラーメン店「まんぷく食堂」にランチに行ってきました。
こちらのお店は国道117号沿いにあるのですが、国道に面した側のショーウインドウにはバイクが数台展示されています。メニューにも「ライダーズ ブラック」というライダーを冠した名前のものがあったり、ライダーはお店の限定ステッカーをもらえたりするようです。店主自身もライダーでバイク好きなんだとか(情報誌より)。
この「ライダーズ ブラック」、ベースは富山名物の「ブラックラーメン」なんですがアレンジがされていて、「背脂ブラック醬油」か「ブラックカレーラーメン」のどちらかに小ライスがセットになっている仕様でした。自分としては「富山のブラックラーメンが十日町で食べられるのか!」と喜び勇んで行ってみたんですが、アレンジメニューだし小ライスいらないし(単品メニューが見つけられず)で、券売機の前でちょっと気持ちが萎んでしまいました。
「他に何か美味しそうなのないかなー」とタッチパネルを行ったりきたりしていると、ビジュアル的に美味しそうな「淡麗煮干しの塩ラーメン」があったので、特製でオーダーしてみました。
淡麗煮干しの特製塩ラーメン
店内はドライブインとまではいかないけれどラーメン店というより食堂の雰囲気が強く、正直あまり期待せずに待っていました。
が、提供されたラーメンを見てビックリ!「え?このレベルの透き通ったスープの塩ラーメン出してくるの !? ひょっとしてとんでもなく美味しいお店だったんじゃ…」とか思いながらスープを口に運びます。
うっわ。美味しい!無化調ぽい、素材で勝負みたいな手間暇かけた感じの味がします。スッキリなんだけどコクまろ。ヤバいなんだコレスープ先に飲み干しそう。
麺と具材
麺は麺でまた美味。ストレート弾力系細麺がスープによく合ってます。具材はレア系チャーシュー2枚、ワンタン、味玉、極太メンマ、カイワレ大根。どの具材も完成度高めです。カイワレはいらないけど。スープと麺を一切邪魔しないけど、具材単体でも勝負できる美味しさでした。
おわりに
正直あまり期待してなかった分、超絶美味しく感じました。これは通いたいお店!十日町に行った時にはランチでもディナーでも筆頭候補です。塩ラーメンでこれだけ美味しいなら「背脂ブラック醬油」も食べてみたい!でもこれだったら醤油もイケるかもしれないし、味噌系もあれば限定ラーメンもあるし…メニュー多すぎ!悩ましいです。次回以降の楽しみが増えました。
難点としては、十日町中心部(十日町駅周辺)からはちょっと離れているところ(車で10分以上)。あと券売機のカテゴリー分けがちょっと分かりづらいかな。「ぶどう山椒の塩ラーメン」が塩ラーメンコーナーではなく「限定・特別」コーナーにあったりとか。背脂ブラックラーメン単品は見当たらなかったし。
…ん?「ぶどう山椒の塩ラーメン」?これはどこかで見たようなメニュー…とか思っていたら、こちらのお店の店主の修行先は「麺処 清水」だったんだとか!どうりで塩ラーメンも美味しかったし、山椒系塩ラーメンもメニューにあるわけだ。
そしてこちらのお店には「麺処 清水 南魚沼本店」にはないメニューの味噌系とかブラックラーメンとかがある!しかも平日夜も営業している!(「麺処 清水 南魚沼本店」の夜の営業は土日のみ)。
え?ちょっとこれ「麺処 清水 南魚沼本店」を超えちゃってる部分あるんじゃない?十日町に行くことがあったら…じゃなくてこのお店のために十日町行っちゃってもいいかもしれない。それくらいインパクトを受けました。
とりあえず次回行った時には初志貫徹で「ブラックラーメン」系を目指したいと思いマス。
「麺処 清水 南魚沼本店」の「山椒の塩そば」
ゲキウマ。
ブランコと遺跡?のある公園
お店の駐車場の奥に、庭園か公園かよく分からないスペースがありました。
東屋
十日町の田園地帯を見下ろす立地です。ラーメン、ここで食べられるのかな?(季節は選ぶけど)。
ブランコ
立派な台座があります。漕ぎ出しても前の草が邪魔で下が見えないかも。
雨が降った後じゃなかったら乗ってたと思いマス。
縄文式住居
なぜに?という統一感の無さですが、そういや十日町って縄文式土器(火焔土器)を推してたような気がします。出土したとかで。それ関連?この中でもラーメンを(以下略。