鬼の教えを守るお店(支那そばや 翆月)

以前食べに行って美味しかったラーメン店「支那そばや 翠月」に遅めのお昼ご飯を食べに行きました。お店は富山市東老田という郊外にあり、最寄駅までは約2kmと遠いため車で行くのが無難です。駐車場はそこそこの広さがあって停めやすかったです。

店名に「支那そばや」が付いていること、使われている「支那そばや」のロゴから「ラーメンの鬼」と呼ばれた佐野実氏の直系店であることを示しています。

メニューは「醤油」「味噌」「塩ねぎ」、土日限定の「じゃこ出汁」の4種類と期間限定ラーメンがあります。今日は「じゃこ出汁」は終了、期間限定はやっていなかったため、3種類から選ぶことになりました。

ベースは3種類ですがさらにバリエーションがあります。ワンタンだったりチャーシューだったり味噌には「ねぎ味噌」があったりと、なかなか目移りしてしまいます。トッピングの味玉もどうするか…。

とりあえず「塩ねぎ」にすることにしたんですが、バリエーションやトッピングをお得度をもとに考えるのがメンドくさくなり、店員さんが2回目のオーダー確認に来た際には、思考停止して「塩ねぎ ぜんぶのせ」というフルトッピングメニューをチョイスしていました。

 

塩ねぎ ぜんぶのせ

オーダーしてから15分くらいで提供されました。お値段は1,420円。ベースの塩ねぎラーメンが960円。ワンタンと名古屋コーチンの煮卵、チャーシュー増量分で+460円はお得と言えばお得なんでしょうけど、1,500円の大台が見えてくる値段にはちょっと慄きます。CoCo壱でもかなりのトッピングが出来そうなお値段。

スープは、さすが鬼の弟子。パーフェクトな塩加減?でした。旨味とコクとスッキリさが同居してます。時間的にちょっと遅かったので、ほんの少しだけスープが煮詰まってきてる感じもしましたが、美味。

 

麺と具材

麺は細麺ストレート。小麦の味がする美味しい麺でした。スープにもよく絡みます。具材はてんこ盛り。ワンタンはトゥルトゥル、チャーシューはレアさと肉々しさのバランスが良く、ネギはいいアクセントになってます。メンマも極太だけど味がしっかり染み込んでいて美味。名古屋コーチンの味玉も中トロトロで素晴らしいです。

 

おわりに

前回は約4年前に来ていますが、変わらず美味しかったです。鬼の教えを忠実に守っているからでしょうか。佐野実氏が63歳で鬼籍に入ってしまったのは悔やまれます。あと10年くらい、もっと美味しいラーメンを作り出して行って欲しかった…。

こちらのお店で気になった点は、お店の入り口の営業時間の掲示の終了時間がテープで消されていたこと。以前は確か20:00くらいまでやっていた気がします。まぁそんな遅い時間にここに食べにくることはないと思いますが、一方でお客さんがいなければ16:00くらいには閉めてしまう可能性もあるわけで。

土日は通しで営業してくれているので、富山入りした日の微妙な時間とか、富山を観光して帰りに寄るとか考えているのですが、閉店時間がちょっと気になりました。

次回は醤油か味噌を食べに来たいのですが、時間によっては行く前に電話で確認が必要かな…。

 

 

2018年の訪問記