プチ熟成焼き鳥のお店(ゼッチョウ)

新潟駅南、LXSN1ビルの斜向かいにある焼き鳥屋さんです。以前お店の前を通りかかった時に見かけて気になっていたので、新規開拓に行ってきました。2021年11月1日にオープンした比較的新しい焼き鳥屋さんです。

店構えはシックな感じで、お店のロゴも今風です。店長さんは元アパレル系のお店で働いていたようで、店内も外観もシックながらオシャレな色使いでカッコよくデザインされたお店です。ストリートファッションブランドとのコラボTシャツなんかも作っているそうです。店内はカウンター席とテーブル席があり、自分はソロだったためカウンターに通されました。

こちらで提供している焼き鳥は「オリーブオイルと塩で漬けて一日寝かせたもの」だそうです。そうすることで「旨味がギュッと凝縮される」のだとか。

 

塩レモンサワー

生ビールは1軒目のお店でたくさん飲んだので、レモンサワーにしました。

が。味薄すぎ…。アルコールもほとんど感じません。薄めたレモン水を飲んでるみたいです。これで490円はちょっと納得できないかな。

 

お通し

「鮪のタタキ」と「かぼちゃの煮付け」でした。カボチャはともかく鮪は見た目通りの解凍もの。美味しくはないですね。

 

つなぎ

レバーとハツの間を繋いでいる部位だそうです。食べてみると確かにレバーっぽさとコリコリ感を感じます。美味。お値段は一本198円とお高め。

 

生ビール

レモンサワーの味の薄さに耐えかねて、生ビールに戻りました。ジョッキじゃないのがちょっと残念。

 

砂肝

食感は良し。198円×2。

 

シン・タカチヨ 創(無濾過生原酒)

見たことがないタカチヨがあったのでオーダーしてみました。味はヨーグルト酒みたいな感じで、酸味強めのサッパリ味。およそ日本酒らしくない味ですが、美味しかったです。

 

提供は桝コップですがこぼし量は少なめ。税込990円と安くはないです。

 

つくね

塩はなくてタレのみ。ボロボロ崩れそうなくらい粗い割に、食感はフワフワ。何この口溶け?不思議な感じの「つくね」でした。一本200円と高いのと提供までかなり時間がかかるのが難点。

 

おわりに

お店の雰囲気は良いんですが、焼き鳥をオーダーする際には一種類を2本からしか頼めないので、ソロだと何を食べるか戦略が必要です(バリエーションまで入れると串の種類は比較的多め)。

日本酒は別メニューで掲載されていますが、総じて高めです。最多価格帯は990円でした。それでいて正一合はありません。たぶん100mlくらいかと。ラインナップは新潟地酒のみで、今回はタカチヨ以外に惹かれる銘柄はありませんでした。

また行きたいかと聞かれれば正直微妙な感じです。「鶏肉をオリーブオイルと塩で一日漬け込んで旨味を凝縮した」という点についても、あまり違いは感じられませんでした。むしろ新鮮な方が普通に美味しい気がしますし…。

いつもとちょっと趣向を変えて飲みたい時には、またお邪魔するかもしれません。