ミシュランプレート新潟・中華料理部門#01(中国四川料理 喜京屋)

長岡駅近くに「四川麻婆豆腐」の名店があると聞き、食べに行って来ました。どうやら陳健民直系のお弟子さんのお店らしく、期待が高まります。

場所は長岡駅大手口を背にして左方向に徒歩5分くらい。商店街ぽい通りの角地にある赤い外壁のお店です。外観はそれなりに年季が入った感じでした。

到着時はお昼時でほぼ満席だったんですが、席数がそこそこあるのと相席を了解したため、待たずにすぐに通されました。店内1階はテーブル席のみ。テーブルに置いてある透明仕切り版(コロナウィルス対策)はひとつのテーブルを斜めに仕切る珍しい形でした。

 

陳麻婆豆腐

オーダーは「陳麻婆豆腐」一択です。マーボー丼もあったんですが、麻婆豆腐の味を純粋に味わいたかったので単品でオーダーしました。

15分くらいで提供されたんですが、テーブルに置かれた時点から華やかな花山椒の匂いが漂ってきます。スプーンで掬うとさらに華やかさが増す感じ。これは期待できるかも!

と思って食べてみたんですが、確かに華やかな花山椒の風味や青山椒の痺れはあるものの、いまひとつパンチが足りない気が…。辛さもそこそこで、東京赤坂の四川飯店で食べた麻婆豆腐をスケールダウンさせたような感じを受けました。特に辛さはかなり抑えられていましたね。

 

横から

器もそんなに深くなく、正直、これ単品で1,500円はちょっとコスパが悪いと思いました。2人でシェアすることを前提に頼むなら丁度良い量なのかもしれませんが。

一食分として食べるなら「マーボー丼」にした方が満足度は高そうです。

 

おわりに

陳氏直伝の味ということで期待し過ぎていたかもしれません。量も少し物足りなかったです。コスパは残念ながら悪い方に入ってしまうと思います。ただ、麻婆豆腐以外にも美味しそうなメニューはあったので、またいつか別の料理を食べに来てみたいですね。

 

お店紹介

父子揃って陳建民直系の弟子だそうです。ミシュランプレートを獲得しましたが、2018年には中国料理大会国内大会・世界大会で金賞も受賞しているそうです(この紹介文の下半分に書かれていました)。

ますます他の四川料理が気になります…。次来る時は、夜にコース料理をオーダーしてみたい気もします。