2021年1月1日。お昼ご飯に伺いました。大手チェーン店ですらさすがに元旦はお休みという中、個人店の美味しいラーメン屋さんが開けていてくれることは僥倖です。
開店前に行ったのですがお店前にはすでに10人以上の行列が出来てました。他に選択肢もなく、仕方がないんで自分たちも並びます。こういう時に通常の上着以外にスキーウェアを持ってきていると重宝します。自分たちの直前で一巡目(お店の席のキャパシティ)が終了したため、食事にありつけたのは1時間後(11:27並び開始→12:20ラーメン提供)になりました。店長と奥さん?の2人で回していて、調理は店長しか出来ないので、回転率としては悪くないと思います。開店直後を狙わなければそこそこ良いペースになるんじゃないでしょうか。
名古屋コーチン・汐+味玉
限定メニューもあって迷ったんですが、こちらのお店は「塩ラーメン」がずば抜けて美味しいイメージがあったので、「名古屋コーチン・汐」をオーダーしました。味玉を足して合計1,000円。ハイプライスラーメンの部類に入ります。
今まで何回か来たことがあるのですが、具材が別盛りで出てきたのは初めてです。名古屋コーチンじゃない塩ラーメンの時は全部持って出てきていたんですけどね…。ちなみに妻がオーダーした3種の味噌ラーメンは具材も全部載って出てきたんで、何かコダワリがあるんでしょうか。
肝心のスープですが、写真を見ての通り透き通った味でした。清湯の良いところを取ってますね。ただし、自分的には透き通りすぎて少し物足りなさを感じました。
麺と具材
麺はピロピロ麺(平打ち多加水縮れ麺)を選択しました。春よ恋・きぬあかり・春よ恋全粒粉をブレンドしたお店のオリジナル麺だそうです。食感がすごく良くて美味しかったです。
ちなみに麺は他に「真シルキー麺(多加水平打ち麺)」「パツパツ麺(超低加水細麺)」もあり、選択可能です。
具材は2種類のレア系チャーシュー、太めのメンマ、小口ネギ(+味玉)でした。チャーシューは美味しかったんですが、基本的に麺とスープだけで完成形な気がしました。ラーメンと具材を分ける手法はたまに見ますが、本当に「麺とスープだけでいいかも」と思えるお店はそう無いと思います。究極的には具材はラーメンにとっては「おまけ」なので、行き着くところはこういう味になるんでしょうね…。
3種の味噌と辛味噌ラーメン
妻がオーダーした一品。限定メニューです。お正月限定って訳じゃないと思いますが、かなり辛かったです。辛味噌ラーメンの本場?山形にも負けない美味しさでした。
おわりに
ちょっと辺鄙な場所にありますが、実力は折り紙付きの美味しいお店です。自分が浜松を出た後にオープンしたお店なんですが、もし浜松にいたら月2くらいで通っていたかもしれません。実際、浜松に帰るとかなり高確率でお邪魔してます。
今回は数年ぶりにお邪魔したのでスタンダードなメニューにしましたが、次回行った時には今まで頼んだことがないメニューにも挑戦してみたいです。