長岡で仕事を終えた後、帰る途中に晩ごはんに寄りました。店名は「ツバメ ラーメン ユウキ」て読むらしいです。ユキじゃなくてユウキ。
もともと吉田にある別のラーメン店に行きたかったのですが、あいにくの臨時休業。次点のお店も定休日。ネット検索してようやく食指が動いたお店も定休日じゃないのになぜか休みと振られまくり、やむなくこちらのお店へ来てみた次第です。
看板メニューは「燕三条系背脂醤油ラーメン」と「カレーラーメン」みたいですが、背脂ギトギトの「燕三条系ラーメン」の気分じゃなかったので、新潟・三条名物の「カレーラーメン」をオーダーしてみました。
チーズカレーチャーシュー麺
お腹が空いてたので全部盛りぽい感じのオーダーにしてみました。煮玉子はラーメンパスポート(雑誌)のサービスで付けてもらいました。
スープを一口飲んでみると、微妙…。何だろう、これ。カレー?カレーの味っぽくない気がする…。カレーだったら何カレーがベースなんだろう?
しばらく食べ進む内に、その違和感がコクのなさにあると気がつきました。バーモントカレーの甘口くらいならまだ食べられますが、このカレースープは甘い上にコクがない。コクがない上にスパイス感もゼロなので、カレー的な味わいは皆無です。何とも言い難い味…。
とはいえチーズはしっかり主張してきます。ていうか、このチーズがスープの甘ったるさとしつこさを倍増している気がします。
麺と具材
麺は柔々な中太麺。平打ちっぽい感じですが正直あまり印象に残っていません。白髪ネギはこのラーメンに全然合っていません。シャキシャキなんですがむしろそれが全体の味のチグハグさを増加させています。チャーシューは…どうだったっけ?
おわりに
あまりにも調和が崩れたカレーラーメンに大ダメージを喰らいました。 いやこれ一体どういうこと?あまりの事態に一瞬コロナウィルスにやられて味覚がおかしくなったのかと思い、帰宅後熱を測ってみましたが平熱でした。ここまで味がバラバラっていうか各具材の調和が取れていないラーメンは初めて食べたかも。
でも、ひょっとしたらギリギリのバランスで成り立っていた可能性もあって、それが自分の舌(と食経験値)では感じ取れなかっただけかもしれません。一見バラバラに感じていた素材の味も、実は食べる人の「舌」という最後のピースによって全てが精密に組み上がるような、そんな緻密な計算によって作られたラーメンだったのかもしれません。
…ないな。
もう一枚の看板も気になりますが、立地的にもなかなか来られる場所ではないので、かなり心理的ハードルは高いです。同じような状況に陥ったらまた来るかもしれませんが…。