新潟市江南区にある「麻婆麺」の有名店です。最寄駅は亀田駅ですが、2.5kmほどあるので電車+徒歩で行くのは結構無謀です。駐車場はそこそこの広さがありますが、人気店だけに速攻埋まります。ちなみに2020年現在、お昼のみの営業(11:00〜14:00)です。
新潟の麻婆麺のルーツは諸説ありますが、昭和40年代に新潟市内のとあるお店で作られたという説が有力です。その後、30年ほど前に創業したこちらのお店の店主さんが「冬に子供たちが温まるメニューを」と再考案し、メニューに載せたということです。ルーツとしてはっきり名前が出てくるのはこちらの「まるしん」が最古ですね。当時は全然売れなかったそうですが。
「まるしん」はもともとは「つけ麺屋」としてスタートしたお店ということですが、現在ではオーダーの9割が「マーボ麺」になっているそうです。
お水
特徴的なステンレスのコップ。結構小ぶりです。
マーボ麺
オーダーは「マーボ麺」を。こちらのお店は券売機方式なんですが、表記は「麻婆麺」じゃなくて「マーボ麺」。創業当時から名称を変えていないそうです。
マーボ麺は「汁なし」もあるんですが、今回は通常の「マーボ麺(汁あり)」をオーダーしました。かなり重め(粘度が高い)の餡に覆われており、麺を引っ張り出すのに苦労します。味はそんなに辛くないですがバランスが良く、しっかりお腹にたまる麻婆餡です。
麺と具材
麺は柔らかめの細麺です。餡にはあまり絡みません(餡がしっかりしすぎてるので)。めちゃくちゃよく混ぜたら絡むのかもしれませんが。
具材は麻婆豆腐、ネギ、キクラゲ。とにかく麻婆の粘度が高くどっしりしていてお腹にたまります。普通サイズですが食べ終える頃にはかなりお腹いっぱいになりました。
おわりに
今回記事を書くために調べたら、辛さや山椒の強さが指定できることを知りました。今まで何回か食べに来たことはあるんですが、いつもデフォルトで食べてました。次回はぜひ山椒増し、辛さ増し、汁なしでオーダーしてみたいです。