せっかく宇都宮まで餃子を食べ比べに来たのに昨晩は不完全燃焼に終わったので、今日は朝から戦略を練りました。JR宇都宮駅前より東武宇都宮駅近くの方が行きたいお店が密集しているため、コインパーキング選びから始まってお店を回る順番等検討を重ねたのですが、ふとあるお店のネット情報を読んでいると行きたかったお店の大半の餃子がそこで食べられることに気がつきました。
その名は「来らっせ 本店」
宇都宮餃子会の直営店で、常設店舗(人気店5店)と日替わり店舗(いろいろな餃子店から30種類の餃子を食べられる。曜日によってお店が変わる)があり、常設店舗の方は150席、日替わり店舗の方は75席の席数があります。これは何時間も並ばなくても色々食べられそう!てことで、今まで調べたお店はいったん脇に置いて「来らっせ 本店」を目指すことにしました。
お店は「MEGAドンキホーテ ラパーク宇都宮店」の地下一階にあります。提携駐車場が近隣にいくつかあり、2500円以上飲食すると2時間分のサービス券をもらえます。入店までも結構待たされたので、駐車場代を考えると提携駐車場の利用がマストだと思います。
地下一階へはMEGAドンキの中に入って降りるのではなく、脇の階段から降りる感じです。デパートの階段を想像してもらうと近いかも。地下一階もスーパーかデパートの食品売り場みたいな感じでした。
常設店や日替わり店といってもお店が立ち並んでいるわけではなく、それぞれのコーナーに分かれていて、まずはそこに入る整理券をゲットしなければなりません。自分たちは11:00過ぎに到着したのですがその時点で常設店舗コーナーは50人待ち、日替わり店舗コーナーは35人待ちくらいでした。
2人いるので両方の整理券を取って進捗を見ることも考えたのですが、待ち時間の目安が近かったこと(それぞれだいたい50分待ちと表示されてた)、日替わり店舗は各店舗の餃子が一皿にまとめて盛り付けられてくるので面白くないこと、常設店舗の方がキャパシティが大きいので回転も早いのではないか、などの理由から、常設店舗のコーナーに並びました。いちばん有名な「宇都宮みんみん」はどっちでも食べられます。
結局常設店舗コーナーに入れたのは60分程待ってからでした。係の人に番号を呼ばれ、検温と手指消毒の後、テーブルに案内されます。テーブルにはアクリル板の衝立が立っていて向かい合わせでの感染を防ぐ仕様になっています。でも相席させないなら横にも衝立が欲しかったかな。衝立の下は少し開いていて、醤油皿(ラー油皿)程度なら行き来させることができます。
常設店舗はコーナーの中に屋台風に立ち並んでいて、フードコート的な感じです。食べたい屋台のところに行って注文し、テーブルNo.を伝えると店員さんが持ってきてくれます。呼び出しじゃないのがフードコートとは違うところかも。あちこちの餃子をいっぺんに頼み、早くきたものから食べつつ他を待つということが可能です。このシステムは便利!
めんめん「焼き餃子」
3番目くらいに買いに行ったのですが、いちばん早く来ました。そして美味!予想では「宇都宮みんみん」がトップだと思っていたのですが、満場一致(といっても2人だけど)でこちらの餃子がいちばん美味しかったです。肉汁とニンニクやニラのパンチ感が半端なかったです。美味しすぎてお代わりしました。
香蘭「焼き餃子」
こちらもそれなりに美味しかったです。
さつき餃子「焼き餃子」
大きな羽根が特徴的。最初は羽根を畳んで一緒に食べていたのですが、油っぽくなるので途中から羽根は外して食べました。味は普通。
宇都宮みんみん「焼き餃子」
宇都宮餃子ではいちばん有名なお店かも。文句なく安定の美味しさ。
龍門「焼き餃子」
今回食べた中でいちばんパンチの無い味でした。ラー油はいちばん辛かったかも。
龍門「よだれ餃子」
バリエーションで頼んでみました。四川風の茹で餃子?元が元なので…。
さつき餃子「オールスター餃子」
物珍しさで頼んでみました。が、大元のさつき餃子か野洲餃子が美味しかったかな。他はあんまり…。
おわりに
最初は長時間の待ち時間を覚悟の上で色々なお店を回ろうかと思っていたんですが、こちらのお店を発見できたおかげでかなり時間の節約になりました。
本来はお店の雰囲気も込みで味わうのが正統だとは思うのですが、餃子の味だけ知りたいんだったら、こういう食べ比べ方もアリなんじゃないかと思いました。宇都宮餃子の味を見るだけなら、オススメのお店(コーナー?)です。
なお駐車券の割引処理はMEGAドンキのサービスカウンターのみで受け付けてます。一ヵ所しか無いのとドンキの店内は混み混みしていて分かりづらいので、多少の余裕を持って食事を切り上げた方が良さそうです(我々は最終的に2分前に駐車場の精算機にたどり着きました。焦った…)。