急遽東京出張が入ったので、晩ご飯に伺いました。以前から興味はあったのですが有名店でもあり、いつも混んでいそうで何となく後回しになっていたお店です。
今回は業務の関係でホテル到着が20:00を超えてしまう見込みだったので、前もっての予約はしませんでした。ホテルへチェックインした後TELしてみたら運良く空いていて、すんなり入ることができました。
店内はカウンターとテーブル席で構成されています。カウンター席はハイカウンタータイプ。オープンキッチンを取り囲んでいるので調理の様子がよく見えました。テーブル席もカウンターと高さが同じくらいで、椅子はスツールで高さがあるタイプ。腰を落ち着けてというよりデート向きな設えに感じます。自分は一人だったのでカウンター席の一番奥へ案内されました。
こぼれスパークリング
一杯目は名物として推されていた「こぼれスパークリング」を。「こぼれ」と言いつつ注ぐ時にはこぼしませんが、動かすとこぼれそうなくらい注いでくれます。表面張力!味は普通に美味しくて量も満足できるので、お得なメニューだと思います。
カニクリームコロッケ
個人的に大好きなメニュー。あれば頼んでしまいます。ものすごく滑らかで濃厚な蟹クリームでした。1個390円はめちゃくちゃコスパ高い!
俺のエール
「俺の」シリーズのお店なので、「俺のビール」を飲んでみました。オリジナルクラフトビールなんか造ってたんですね。詳細を聞こうとしましたが、店員さんが呼ばれて他の席に行っちゃったので聞けませんでした(その後こっちも聞き直すのを忘れてました)。
金目鯛焼き霜造り
鮮やかな薄紅色が美しかったです。これで980円(税抜)というのは安いかも。
黒毛和牛赤身焼き
今回随一のボリュームメニューです。ローストビーフっぽくなってますが、どっしりした肉の味わいが最高でした。美味。多分フードメニューの中ではいちばん高い部類に入ると思うのですが、1980円でした。
美人比べ


2杯目からは日本酒に移行しました。飲んだことない日本酒が4種類くらいあって迷いましたが、今回は「東洋美人」と「南部美人」の2種類をオーダーしました。
東洋美人 Exclusive
等外米を使った飲食店限定酒だそうです。どうりで酒販店で見ないわけだ…。ハッとする鮮烈さがありつつ甘さとのバランスも良くて、非常に美味しかったです。酸味はあまり感じませんでした。味的にはマスカットのフルーティーさ。
南部美人 カルメン
ラベルの字が躍っています。バレエの「カルメン」をモチーフに作られたお酒だそうで、躍る字はそれぞれバレリーナを表しているとか。味は酸味が高くリンゴっぽい感じでした。良く言えばフレッシュな感じ。酸味は高いのですがエグ味は感じないので不味くはないです。新酒生酒なので、飲む時期と保存状態によってはだいぶ味が変わる(もっとフレッシュに)のかもしれません。
日本酒グラス
グラスにも「俺の」表記がありました。なかなかの自己主張。でも実際はあちこちにお店があってスケールメリットがあるので、メーカー側から「入れましょうか?」て提案してくれるのかも。
ふぐ身皮炙り
日本酒のアテにオーダーしました。量的にはこぢんまりしていますが、390円なので妥当かと。倍量で頼みたいくらい美味しかったです。
おわりに
本当にリーズナブルに美味しいお料理を頂けました。コストパフォーマンスは半端ないです。単に安いんじゃなくてきちんと職人さんが作ってくれる和食、て感じで素晴らしく美味しかったです。出汁もちゃんとキッチンで取ってるし。人気店なのも頷けます。まだ食べてみたいフードメニューもあったし、次の日本酒(今回は新酒をメインにラインナップしていたのだから時期に合わせて変わるはず)も気になるので、また予約してお邪魔したいと思います。