2020年 初飲み(千原六助)

あけましておめでとうございます。

2020年の初飲みは、新潟市古町に昨年10月にオープンした「千原六助」さんに行ってきました。

 

振る舞い酒

f:id:Spiral_NT:20200103153338j:plain

新年のお祝いで振る舞い酒をいただきました(黒い枡に入っている方)。阿賀野の日本酒だそうです。ファーストオーダーで頼んだ生ビールと一緒に。

 

お通し

f:id:Spiral_NT:20200103153353j:plain

右側のとんがってるのがこのお店定番の「ポテトサラダ・いぶりがっこ入り」です。最中の皮の中にポテトサラダが入り、その上から青い和紙に包まれています。奥の小鉢は「アオリイカの塩辛」です。

 

里芋の唐揚げ

f:id:Spiral_NT:20200103153405j:plain

ホクホクして柔らかい!そして甘い!

 

活け〆の恋(鯉のあらい)

f:id:Spiral_NT:20200103153421j:plain

前回訪問時に食べなかった「鯉のあらい(お刺身)」をいただきました。今日捌いたとのことですが、臭みとか全然無かったです。鯉こくは今日はメニューに載っていませんでした。

 

新潟の和酒

f:id:Spiral_NT:20200103153413j:plain
f:id:Spiral_NT:20200103153430j:plain

こちらのお店には新潟酒しか置いてないので、その中から一杯目は「八海山 吟醸酒」、二杯目は「イットキー 生酒」をオーダーしました。

「八海山 吟醸酒」は安定の味ですが、いつにも増して醸造アルコールぽさが気になりました。吟醸酒なので仕方がないことなのかもしれませんが…。昨日の静岡→新潟間の移動による疲れも影響しているかもしれません。

「イットキー 生酒」は魚沼市の玉川酒造が造っているお酒です。いつどこで入手したか分からないのですが、自宅の日本酒冷蔵庫に青いボトルで鍵のマークがシルバーのものが眠っています(醸造年は2019年1月になってました。なお分かりにくいかもしれませんが、こちらの写真のボトルは鍵マークがグリーンです)。どんな味か分からず開けられなかったため、これ幸いと味の傾向を見るためにオーダーしました。

「イットキー 生酒」の味は、まるで白ワインを飲んでいるかのようでした。非常に美味しいです。大将に伝えたところ、「蔵元さんは『マスカットのような味』と言ってウリにしているみたいですね」とのことでした。確かに。こちらは生酒なのでまた印象は違うかも知れませんが、同様の傾向の味なら自宅のものも楽しめそうです。

 

ずわい蟹のカニクリームコロッケ

f:id:Spiral_NT:20200103153436j:plain

中身がズッシリ詰まっていました。マイルドでもしっかり蟹の味がして美味!

 

金目鯛の煮付け

f:id:Spiral_NT:20200103153506j:plain

半身1,980円と一人で食べるにはちょっとお高めなメニューなんですが、「お正月だし…」と頼んでみました。身自体はギッシリという感じではなかったですが、味付けが抜群で美味しかったです。

 

お皿が素晴らしい

f:id:Spiral_NT:20200103153458j:plain

金目鯛の煮付けに使われていたお皿が素晴らしかったので全体像を。こちらのお店で使われているお皿は基本「阿賀野市にある窯元の陶器」を使っているそうですが、どれも素敵な色形をしています。雪が無くなったらいずれ阿賀野市の窯に小鉢かお皿でも買いに行ってみたいと思っています。

 

越乃景虎「金銘泉」

f:id:Spiral_NT:20200103153443j:plain
f:id:Spiral_NT:20200103153451j:plain

初めて見る景虎です。90mlで1,800円とそこそこのお値段がしたのですが、興味が勝ってオーダーしてしまいました。調べてみると「鑑評会出品酒と同じ製法で仕込んだ最高峰の大吟醸酒」とのことです。

味は、開栓直後の独特の硬さと風味がありましたが、スッキリしていて飲み易かったです。もうちょっと味が開いてくると甘みが出てきて良さそうですね。

 

 

なお提供していただく際、八海山酒造が日本酒のためにレーマン社と共同開発した「Sakemust」という高価なグラスで出していただいたのですが、お酒を味わうのに夢中ですっかりグラスを撮ることを忘れていました。 結構独特の形をしていて、日本酒の香りを留めておけるようなグラスだったのですが…。また次回、何か特別なお酒をオーダーする際にこのグラスも使わせてもらえないかお願いしてみようと思います。