飲んだ翌日に食べたくなるジャンクラーメン(らあめん花月嵐)

以前静岡に住んでいた頃、深酒をした翌日に結構な頻度でお世話になっていたラーメン屋さんがあります。「らあめん花月嵐」という、一応全国チェーンなんですが新潟県にはないお店。お隣の富山県、長野県、山形県にはあるんですけどね…(群馬県は不明)。

昨日もそれなりの深酒だったので、身体がサッパリ塩ラーメンよりジャンクラーメンを求めています(ダメージが軽い順に、塩ラーメン>ジャンクラーメン>何も食べたくない…、てなります)。というわけで11:00の開店を待って行ってきました。

 

黄金の味噌ラーメン

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らあめん花月嵐のグランドメニューです。昔は期間限定メニューだったんですが(公式サイトによると2003〜しばらくの間)、その後定着したようです。この美味しさを解る同志が一定数以上いたんですね。スタンダードな「嵐げんこつらぁめん」よりこちらの方がより味が濃くてジャンキーなので、好んで食べてます。自分は期間限定メニューがある時以外はほぼこればかり食べてる気がします。写真は「黄金の味噌ラーメン」に「シャキネギ」をトッピングしています。花月嵐マスターに登録(アプリ)しているので、トッピング一品無料の特典があるのです。

 

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「シャキネギ」の盛り具合です。そこそこの山になっていて嬉しい限り。自分はどのラーメンを頼んでもトッピングには「シャキネギ」を頼みます。

 

味を崩す

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らあめん花月嵐では、せっかく自分たちが作ったラーメンなのに、味を変えることを積極的に推奨しています。意識高い系ラーメン店とは真逆の方向性。「あなた色に染めて」的アプローチ。公式メニューにも味変の具体的なやり方が大々的に書かれています。

 

まずは胡椒を大量に!

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Paint it Black!表面を覆い尽くすくらい胡椒を振りかけます。途中で息を吸うとむせる可能性が高いので要注意です。とにかく無心でリズミカルに手首を振るのがポイント。公式メニューでも「スープ全面をおおうほど『これでもか』と振りかけると、よりパンチの効いた味になるぞ」て言っております。

 

次は壺ニラをどっさりと!

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胡椒を「これでもか!」と振りかけた後は、卓上にある『壺ニラ』をこれまた「これでもか!」とどっさり目に入れます。メニューには「入れすぎ注意」と書かれていますが、その通りで結構辛くなります。慣れていない人はちょっとずつ足していくのがよいと思われます。スープとよく混ぜて麺と一緒に食べるのが美味しく食べるポイント。辛さもさることながら、ニラのシャキシャキした食感も魅力です。

『壺ニラ』、昔はニラと唐辛子のみで構成されてたと思うんですが、最近のものはモヤシも入っているようです。モヤシ、水っぽくなるし辛さ薄まるし食感も悪くなるしでいらない子です。なぜにこんな改悪をしてしまったのか。ニラだけだと割高になってしまうからか !? ある意味味にこだわっているお店(あんたの好きなようにしなはれ)だけに、不味くなるような改変は止めて欲しいです。早急にニラのみに戻して欲しい…。

 

ジャンクラーメン完成 

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完成形です。最初にスープを啜って味噌ラーメンの風味を楽しんだ後は、一気に全部をかき混ぜてから食べ始めます。悶絶級の辛さと胡椒の刺激で「ジャンクさ」を堪能できます。猛烈に汗をかきながら食べ終えると、なんだかスッキリした気分になります。飲み過ぎた身体にショック療法的に効く気がしてるのかも(医学的には多分逆)。壺ニラのニオイは相当なものなので後で人と会う予定がある時は食べませんが、ヘヴィに飲む→とりあえず何か食べる→帰って回復のためにまた寝る、的生活の時にはだいぶ重宝してました。

 

まとめ

久しぶりに食べましたが、やはりこのジャンクさは魅力的です。一度食べるとそのパンチの強さにやられて「もう当分いいや」てなるのですが、2〜3週間くらい空くと、飲んだ翌日には何だかまた食べに行きたくなります。正直、ラーメン食べに行っているのか壺ニラ食べに行っているのか分からなくなる時もありますが…。

『壺ニラ』は公式サイトの通販でも買えるので実際購入したこともあるんですが、そこらのインスタント麺(カップラーメン含む)に入れたところでそんなに美味しくないんですよね。やはりこの「黄金の味噌ラーメン」に入れてこそジャンキーさが光り輝きます。うん、これはお店じゃなきゃダメなやつ。

ただ、いくら好きと言えわざわざ県外まで食べに行くほどのモチベーションは湧いてこないので、願わくば新潟市近郊にも出店してほしいのですが…。