能登の塩釜(道の駅 すず塩田村)

道の駅でもらったパンフレットに「能登では『揚浜式塩田』という伝統的な製法で塩を作っています」という記事が載っていて、興味を惹かれた妻が「見てみたい」と言うため、行ってみました。

 

道の駅 すず塩田村

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ちょうど観光スポット化された塩田施設があったので、そちらに。駐車場は広くて停めやすいです。入り口横に大きな塩釜が立てかけてありました。

 

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世界農業遺産なんてものがあるんですね。しかも結構前(2011年)に認定されていました。

 

塩田

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ここに塩水を撒いて塩を作っていくようです。

 

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塩水を乾燥させなければならないので、空と塩田を遮るものはありません。…暑い!

 

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汲み上げた海水を入れる桶です(蓋がされています)。海からここまで何十kgもの海水を運ぶのは骨の折れる作業でしょう。現在はポンプで汲み上げているようですが。

 

釜屋

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塩釜が設置されている小屋です。そんなに大きくはないです。むしろ小さいかも。

 

塩釜

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中に入ると大きな釜でグラグラと塩水が煮立っていました。狭さも相まってめちゃくちゃ暑いです。この狭くて暑い空間に職人さんが何時間もつきっきりってのは結構ツライ仕事ですね…。暑がりの自分には絶対にできない仕事かも。

 

おわりに

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釜屋が暑すぎたので、下の浜に降りてクールダウンしました。風が気持ちいいです。

 

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こう見ると、昔は結構先まで海水を汲み上げにいかなければならなかったんでしょうか。塩づくりは基本的に晴れた日にしか出来ないので、朝から暑い中での作業になります。大変ですね。

お土産ショップで購入した「奥能登の塩」はかなりニガリが効いていて美味しかったです。枝豆と最高に相性が良かったので、また無くなったら補充しに行きたいと思いました(今調べたら通販もしているようです)。