ジャンボじゃなくても満足!(肉のたけだ)

静岡から新潟に帰る際、晩ごはんにお邪魔しました。「肉のたけだ」は伊那にあるソースカツ丼が売りのお店です。訪問時は満席でしたが、自分が最初の待ち人だったのでそんなに待たずに店内に入れました。なお、待っている間に注文を聞かれるので、置いてあるメニューブックを見て準備しておいた方が良いです。

 

 

毎回「ジャンボカツ丼」を頼んでいたのですが、今回は「お得ロースカツ丼」にしてみました。公式メニューだと「お得ロースカツ丼」は肉が200g。「ジャンボカツ丼」はグラム数が記載されていませんが、250gぽいです(ネット記事から)。値段は「ジャンボ」の方が350円高いのですが、肉の種類をサーロインかリブロースから選べます。記事を書いている今となっては、グラム数と肉の選択肢を見ると「ジャンボ」の方がお得に見えますね…。

 

お得ロースカツ丼

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先にオーダーを聞かれているせいか、席に着いてからはそんなに待ちませんでした。蓋が閉まりきらない演出は昔からですが、相変わらずそそります。

 

蓋オープン!

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蓋を取るとキレイに等間隔に切られた厚切りカツがびっしり並んでいました。いい黄金色!なお蓋はお肉を一時退避させる役割があるので、伏せずに卓上に置きます。

 

横からのボリューム

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盛り上がり感も半端ないです。肉の山!登山!

 

断面&実食

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肉質はどうかな?てことで、全部横倒しにしてみました。きめの細かそうな肉質です。ロースカツなので脂もそこそこありますね。卓上に置いた蓋にカツを移しながら、ご飯と一緒にかき込みます。味付けは濃いめですがソースの味に微かにフルーツっぽい酸味と甘味が合わさっていて、爽やかに食べられました。美味。

6年ぶりに来たので正直「ジャンボカツ丼」のボリュームは忘れかけていたんですが、「お得ロースカツ丼」でも十分美味しかったしお腹いっぱいになりました。ただ、当時は気付いてなかったんですが「肉の種類を選べる」てとこは結構重要なポイントかなと思ったので、次回来る時には「ジャンボ」にしようと固く思いました。

 

おわりに

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2012年に来た時よりさらに有名になったのか、店外にまで待ち席が並べられていました。今回は訪問時は満席だったものの幸い自分の前に待ち人がおらず、15分くらいで席につけました。自分が待ち始めてから5人、さらに8人と待ち人が増えていったので、タイミングが良かったのかもしれません。

「ソースカツ丼」を売りにしている地域は長野県、福井県、福島県、群馬県など様々ありますが、どこが元祖かは諸説あるようです。ただ、長野県では駒ヶ根と伊那で元祖を巡ってそれぞれ当時の市長を巻き込むほどの戦いが繰り広げられたとか。食べる側としては、伊那と駒ヶ根の違いはよく分からないってのが本音なんですけどね…(どっちも美味しい)。

6年経っても変わらず元気に営業されていたので安心しました。このままずっと続いて欲しいお店です。