芳醇な旨味溢れるラーメン(麺屋 龍壽)

東京・新小岩にある有名店「麺屋 一燈」で修行された方が独立し、浜松市内に出したお店です。2016年6月のオープン直後から大行列が絶えないようです。

開店から一ヶ月経ってそろそろ落ち着いたかな?と思い、それでも念のため開店30分前に店前の駐車場に行ってみたのですが、駐車場、ほぼ埋まってました。そして徒歩組もやってきて続々と延びていく行列…。急いで車を降りて列に並びます。11:00直前から入店が始まったのですが、運悪く自分の目の前の人で一巡目は終了。炎天下の中、さらに待ち時間が延びていきます。

開店前30分、開店後20分、合計50分くらいの待ち時間を経て、ようやく店内に入れました。店内にも2、3人の待ち人がいましたが、入店してからの待ち時間は短かったです。

オーダーは食券制で、券売機は店内入ってすぐのところにあり、入店と同時に購入します。味のベースは醤油と塩。自分は「塩」と決めていましたが、「特製」にするか「チャーシュー」にするかでしばらく悩みました。最終的に、口コミ写真で見たレアチャーシューが美味しそうだったため「チャーシュー芳醇中華そば・塩」にしました。

 

チャーシュー芳醇中華そば・塩

f:id:Spiral_NT:20191122100105j:plain

スープは黄金色に透き通っています。一見サッパリ系に見えますが、食べてみると見た目とは裏腹にガツンとした旨味に溢れています。味の方向性としては透明感+芳醇。相反するようなバランスを非常に高度にまとめています。ていうか一体化してます。なんだこれ?美味しすぎる…。今まで食べたことがないような美味しいスープでした。サッパリとかコッテリとか、何かもう、そういう概念を超越してる気がします。唯一無二の味。

チャーシューは鶏と豚が一種類ずつ。両方とも真空低温調理的なしっとりレア系で、かなり美味です。これだったら丼の周りに敷き詰めるくらいあっても食べられそう!ていうかそうしたい。追いチャーシュー、メニューにあったっけ?

麺はコシがあってスープによく絡む細麺です。かすかに小麦感があって美味。店主の手打ちらしいです。

 

まとめ

f:id:Spiral_NT:20191122100112j:plain

店内に入ってからの流れは速く、食べ始めは11:30頃でした。並び始めてから食事を始めるまで1時間といったところでしょうか。最初から待ち時間が分かっていたらちょっと遠慮したい気分になりますが、こちらのお店に関してはあまりのレベルの高さに1時間待ちを納得せざるを得ませんでした。これだけ美味しいんじゃまた並んででも食べたい!むしろ今回は1時間くらいで済んで良かったのかも…とさえ思いました。

今(2019年)となっては遠く離れてしまったため、たまに旅に出た際に寄れるかどうかといったところですが、また機会があれば行ってみたいお店のひとつです。