今日は今回の九州旅行のハイライトのひとつ、軍艦島に上陸する日です。正規のルートだと軍艦島にはツアーでしか上陸できないため、数ヶ月前に「シーマン商会」という会社(ふてぶてしい態度で喋る魚は売っていない。たぶん)にツアーの申し込みをしました。
軍艦島は2014年の時点ではまだ世界遺産に登録申請中ですが、認定されてしまうとさらに上陸が厳しくなる(人気的にも条件的にも)と思われるため、比較的行きやすいのは今年が最後かなーと思っています。
散歩しながら桟橋へ

船が出航する桟橋は「長崎水辺の森公園」の中にあります。間違えないように昨晩何度も郵送されてきた案内を見返しました。歩いて行ける距離にホテルを取ったため、朝8:00過ぎから散歩しながら向かいます。
いつもの旅行だったら深夜まで飲み歩いて寝ている時間帯なので、ある意味新鮮です。朝の空気って爽やかなんですね。
長崎水辺の森公園

常盤2号桟橋というところから出発するんですが、公園の地図には載っていません。うむむ。大丈夫かな?

それにしてもいい天気。昨日の雨が嘘のようです。

常盤2号桟橋が見えてきました。どうやら無事出航できるようです。最少催行人数が決まっているので、大口のキャンセルとかが入って万が一人が集まらなかったら…と気が気じゃなかったんですが、大丈夫なようです。
常盤2号桟橋

船に向かいます。

の前に、船を撮っておきます。意外と小さいんですね。
出航

乗船時にしおりとネームタグみたいなものを渡されました。

岸からぐんぐん離れていきます。

造船所。あるいはドック。


長崎は船の街なんですね。

気になる神社を発見!

とかやってるうちに、軍艦島に到着しました。

軍艦島の桟橋から見た風景です。建物の朽ちっぷりがかなり良い感じ。確かに遺構群ですね。

高低差があって要塞ぽい。せっかく良い雰囲気なのに、現代的な緑のフェンスはやめて欲しかった(色とか形状を考慮してほしい。せめてウェザリング加工するとか)。

ツアーコンダクターの説明によると、地下炭鉱から掘り出した石炭を運ぶベルトコンベアーみたいなものの遺構だそうです。右端の建物は地下から上がってきた真っ黒になった炭鉱労働者のためのお風呂があった場所だとか。

炭の搬出口。

炭の運搬通路。

左から右に炭が流れていた模様。

朽ちた建物に赤煉瓦という組み合わせが、妙に艶かしさを感じます。


どうしても、あの白い灯台みたいなのが気になります。あそこまで行ってみたい…(※立入禁止区域です)。

日本初のRC造マンションの遺構です。ちなみに日本全国で各家庭へのテレビの普及率が10%だった時代に、端島の全世帯にテレビがあったそうです。炭鉱バブルにより島の生活レベルは異様に高かったんですね。

これもRC造の建物かな?確か「市場だった建物です」て説明があった気がします。



気分を変えてモノクロで。

当時としては画期的な、高層RC造マンションだったに違いありません。
屋上には野菜を作る菜園や、子供たちが遊べる公園もあったそうです。


モノクロ2。

軍艦島はこういう柵で囲まれたコンクリートの通路のみ歩けるようになっています。
昔、京都の苔庭園で有名なお寺に行った際、大陸の方々は竹で出来た柵を乗り越えて庭園内に侵入し、苔を踏みにじりながら記念写真を撮りまくっていたのを見たことがあるので(どこからか和尚さんが来て流暢な英語で激烈に叱っておりました)、ハッキリ明示をしておくことも大事だと思います。
ツアーコンダクターも上陸時に注意事項を読み上げますし、前半は解説でついて回っていますが、後半は自由行動になった部分もあるので…。
自由行動

実は軍艦島の見学は、上記の立ち入り禁止のポジションから出発して戻ってくるだけのコースです。島の外周的に言えば1/5くらい。超短めです。かかった時間も解説付きで20分くらいだったかな。その後は離島時間まで短時間の自由行動があったため、再度戻って撮影し直してきました。










出航した桟橋に戻ってきました。いくつかのツアーが時間差で島に上陸するんですが、桟橋は船一台しかつけるスペースがないため、観光客を下ろした船は離島時間まで島の外洋で待機しているようです。




島を離れます。いやー、行けてよかった!昨日雨だったから天候のせいで中止とか(波が高いと上陸許可が出ない)、人が集まらずに催行中止になったらどうしようとか思ってたんですが、無事再上陸できました。もし世界遺産に認定されてしまうと相当入場規制が厳しくなりそうだから、3回目はかなり先になるかな…。

帰りにくぐったこの橋は、別日に車で渡った気がします。


港に着きました。所要時間は受付から下船まで4時間くらいかかった気がします。確か9:30くらいから受付開始→10:15くらいに出航→11:30〜12:20 軍艦島→13:30頃に帰港だったかな?軍艦島の見学時間は小一時間程度だったと思います(船の着岸状況等によって左右されると案内に書かれていました)。
海が静かだったためか船酔いには一切なりませんでしたが、乗り物酔いする人は事前に酔い止めを飲んで行った方が良いかもしれません(軍艦島にはトイレはありませんし、島を汚さないでほしい)。

懐かしいですね…。
軍艦島 上陸記念証明書

帰りの船の中でもらえました。とっておいたはずなんですが、数多の引越しの中で失われてしまったようです…。写真は残ってくれていて本当に良かった(この記事は2024年に書いています)。
ただ、海から軍艦島全体を収めた写真は別のカメラで撮っていたためか、データが見つかりませんでした。前回上陸から10年経ちますし、これはそろそろ…?