一番好きだった「もやしラーメン」(一品香)

浜松市の高丘にある「一品香」に「もやしラーメン」を食べに行ってきました。「一品香」は中華料理店ですが、ほぼ「もやしラーメン」しか食べたことはありません。かつて住吉にも「一品香」があったんですが、残念ながら2012年3月31日をもって閉店してしまいました。

その後高丘の住宅街の中に同じ名前と店構えの「一品香」があるのを発見して、あまりにも外装も内装も似ているので兄弟店?親戚店?とか思いながらたまに食べに行っていました。店員さんは住吉店とは違う人でした。

 

もやしラーメン

中華料理店のメニューに載っていることが多い「もやしラーメン」ですが、こちらのお店の「もやしラーメン」はそこらのお店のものとは一線を画す味わいです。ファンが多いためか、どちらのお店のメニューにも「一番人気」的な扱いで載っていました。

ラーメンの上に載っている具材は「もやし炒め」というよりほぼ「肉野菜炒め」に近いです。しかも大量のニラ入り。この「もやし炒め」の味とスープの味が絶妙にマッチしていて本当に美味しかったです。豚コマは気持ち程度に入っていますが、良いアクセントになっていました。

最初はシャキシャキの「もやしニラ野菜炒め」を味わって、後半は「もやしニラ野菜炒め」からスープに溶け込んだ旨味を堪能しながら麺を啜ります。圧倒的なバランスの良さと旨味。今でも夢に見る美味しさです。

高丘店は住吉店と近い味わいだったものの、完成度は住吉店の方が少し上だった気がします。

 

五目あんかけラーメン

別の日に「五目あんかけラーメン」も食べていました。ベースのスープは同じだと思うんですが、スープの味の深みとか滋味深さは「もやしラーメン」とは全然違いました。丼も「もやしラーメン」の方には絵柄が入っていたりして心なしか気合が入っている気もします。

やはりこちらのお店では「もやしラーメン」一択が正解でした。

 

おわりに

週末のお昼とかは待ちが出るくらい人気店なんですが、平日の夜には結構すんなり入れます。周りは住宅街だけに平日の夜はみんな自宅で食べるのかな。

駐車場はお店の前に数台分しかないのですが、埋まっていると他のシャッターが降りているお店(空き家)の前に皆さん停めていました。

 

一品香の謎

「一品香」という名前の中華料理店は全国あちこちで結構見かけます。あまり新しいお店はないようなので、一時期中華料理店に「一品香」と名付けるのが流行った時期があったんでしょうか?「四川飯店」みたいに兄弟弟子ってわけでもなさそうですし…。名付けの謎をネットで調べてみましたがハッキリした理由は分かりませんでした。

新潟県にも「一品香」は5店舗あります。燕市吉田にある「一品香」には食べに行ったことがありますが、そこの「もやしラーメン」は浜松の「もやしラーメン」とは全然異なるものでした(あまり美味しくない)。やはり店名だけ同じでレシピとかはそれぞれの料理人が独自に考えているのかもしれません。